新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2023年3月の新宿区の人口

2023-04-25 07:29:27 | コラム
23年3月の新宿区の人口は対前月比595人増加で346,313人となった:

今年3月の新宿区の人口は2月からは反転して上昇に転じ346,313人となり、対前月比0.17%の増加となった。先頃の調査で新宿区は「都内の住みたいところ」の5番目となっていた結果が漸く見えたというところか。ところが、外国人は△208人で39,829人と4万人の大台を割ってしまい、その全体に占める比率も11.5%と3月の11.6%を下回った。日本人は803人の増加で306,484人となり、減少傾向が止まっていた。

だが、一度でも大久保通りの山手線の外側のKorea townやイスラム横町にでも一歩でも足を踏み入れれば、11.5%とは我々日本人の比率を示しているのだろうと錯覚すること請け合いだ。実際に、大久保通りにあるコンビニの中には、週刊誌等の雑誌はおろか新聞すら置いていない店もあるのだ。ハラルフード販売店も相変わらず新規開店が続いている。ハッキリ言うが、これほど日本人を相手にする店舗が減っても行政当局は関知しないというのか。

確かに、JR山手線新大久保の駅から吐き出されてくる大勢の婦女子の中には、時には観光客と思しき人品骨柄卑しき白人もかなり混入されている。だが、彼らが我が国とは言わないまでも、新宿区の経済に貢献しそうな連中とは遺憾ながら見えないのだ。ここ百人町/大久保界隈は「インバウンド様」たちの恩恵に浴せる街ではないようだ。

だが、彼らは何が見たくてここまでやってくるのだろうか。まさかここのままヴィザ切れも厭わずに滞在し続けて、何らかの稼ぎをする目的なのではあるまい。当方は長年アメリカから来る大手企業の人たちを我が国の方々に案内した経験がある。確かなことは「彼らは我が国で何か特定のアメリカでは買えないような物を買い来る訳ではない」のだ。彼らはビジネスが終わればさっさと帰るだけで、ビジネス以外では滅多に「リピーター」とはならないのだ。

彼らアメリカやヨーロッパのビジネスマンたちは自国で入手できる品物で事足りるのだ。即ち、当方が言う支配階級乃至はそれに準ずる者たちが「我が国に物見遊山か買い物に来る可能性は極めて低い」のである。政府はそういう客種の分析や分類ができているのか。現実に、我が社でリタイアした後自費で観光に来た管理職など皆無だ。

何処からやってくるのか知らないイスラム教徒のためのハラルフードを売る店も、「またここにも出てきたか」と感じさせるように新規に開店しているし、大いに繁盛しているように見える。イスラム横町のアラビア料理の店には、あの焼き鳥のように見える串焼きを食べに若き同胞たちもちらほら見えるようになってきた。我が国の中でも、東京都新宿区はそういう連中の格好の標的にされているだけではないのか。

兎に角、この新大久保駅前から我が家との間を結ぶ文化通りは、望ましいとは思えない低次元の国際化が進んでしまった。ご用とお急ぎでない方は是非一度山手線を利用しておいで願いたいものだ。外国資本に企業や不動産が買収されていくのは好ましくないが、この地区に見られるような発展途上国からの入国を許すと、上記のような低次元の国際化が小規模に進んでしまうこと痛感させられるだろう。「1:29:300」の法則を忘れてはなるまい。

G7やG20もウクライナ支援も国家としては大事だろうが、政治が小事にも怠りなく目を配っていてもらいたいのだ。それを怠ると、近所に銀行の支店も、本屋も、飲み屋も、蕎麦屋も、惣菜屋も、魚屋もなくなってしまうような住宅地が、アッという間にできてしまうのである。狭い路地にあるイスラム横町には、道交法な何処吹く風とばかりに無視する青いナンバーをつけた車の路上駐車が絶えないことになるのだ。私は憤慨しているのだ。

参考資料:新宿区広報23年4月25日号

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