新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

6月19日 その 第2回目の対COVID-19のワクチン接種を終えて

2021-06-19 16:08:38 | コラム
それでもストーイックな生活態度は維持しよう:

本19日の午後一番で二度目のワクチン接種を終えた。何とも言いようがないとまでは言えないが、待ちに待った安心感の51%ほどを獲得して、午後1時50分に帰宅した。兎に角、先月の29日に1度目の接種を受けて以来、一日千秋の思いでこの日を待ちかねていたのだ。と言うのも、3回の心筋梗塞に加えるに、15年には強烈な心不全で二度も入院したという立派な基礎疾患を抱えている身だから、国立国際医療研究センターの循環器内科の主治医の先生に褒めて頂いた程の「ストーイックな生活」を送ってきたのだった。

そこにマスコミどもに連日連夜「コロナは怖いぞ。菅首相肝いりのワクチンを打って貰えても副反応があって、190人だか何だか知らないが、既に亡くなったからがおられるぞ」と言うようなフェイクニュース擬きを流して脅迫されるのだから、堪ったものではなかった。早くこのような不安定な精神状態を強制される生活から脱却したいものだと、私はキリスト教信者ではないから神には祈らなかったが、極力心の平静を保つように精進してきた。

1時5分過ぎに接種を終えて15分間待機して、51%の安心感を抱えて帰りのバスに乗ったのだった。それでも、先月の29日に会場で貰った資料には厳然として「ワクチンの効果が発揮されるのは最短でも1週間後」と明記されていた。今回も同様な資料を渡された。即ち、残る49%の安心感を得られるのは、6月27日の週だということだ。「未だストーイックな生活態度を維持して、後1週間は頑張ろう」と固く心に誓っているところだ。

因みに、私の「ストーイックな生活」とは、2006年の第1回目の心筋梗塞から退院できた後は「夜間の外出や会食は原則として回避」であり、「心臓に負担がかかる運動を含めた動きは避ける。即ち、バスに間に合わせたくて走ることはしない」であり「血管を収縮させる作用があるカフェインを含む飲料は避ける。即ち、コーヒーは言うに及ばす、緑茶の類いも避ける」であり「早寝早起きを確実に励行する」辺りである。PCも夜19時以後は開かないようにして、脳に余計な負担をかけないことを旨としている。

安心感が100%に到達した後では少しは繁華街等の人混みの中にでも出掛けても良いかも知れない。兎に角、昨年の春頃からは長距離の移動は長男の車以外では実行せずにいたし、JRも地下鉄も利用しないように努めていた。ジムも掛かりつけのクリニックの先生にも息子にも「控えるべし」と告知されて、休眠会員状態である。それでも脚力の衰えを避けるべく、最低でも週に5日は屋外に出て1 km以上を人通りが少ない道路で無理なく歩くように努めている。それも来月辺りからは新宿西口以遠の街にも出て行けそうで、期待に胸膨らせている。

2回目の方が注射した腕の痛みは軽減されるという説もあるので、今夜から多少は枕を高くして安眠できるかと、ここにも期待感がある。申し上げたかったことは「それほど緊張感を強いられる生活だった」ということだ。そこから少しでも自らを解放して良いのかと思うと、つい期待してしまう。尤も、行動範囲が狭まっていた背景には、高齢化があった事は否定しない。



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