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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

続・トランプ大統領の批判

2025-06-11 07:35:04 | コラム
アメリカの知識階層に属する人たちの見方:

一昨日「トランプ大統領の批判」と題して取り上げた我が家の隣人であるアメリカの高齢者〔だと思うが、「貴方は何歳ですか」などと尋ねるのは非礼である〕の意見を、アメリカの知人たちに知らせてみた。2人から「その意見に賛成」と答えてきたので引用しようと思う。

言うまでもない事だと信じているが、アメリカで高等教育を受けた一定以上の階層に属する(少数の)人たちの中には、先ずトランプ大統領を支持する人はいないのである。トランプ大統領不支持は何もNew York Timesだけではないのだ。私が批判するのも故無きことではないのだ。

トランプ大統領の支持層は何度も紹介したように、労働者階層が主体を成しているのだ。ここに紹介するJimはハーバードのMBAでI社をリタイアしたばかりで、Gregは当方の往年の同僚の技術サービス担当のマネージャー。

我が隣人の意見について:

Jimから:
貴方のアメリカ人の隣人のトランプ大統領の評価に全面的に賛成します。私は「トランプ氏は大統領の地位に就いた以上、如何なる案件でも恰もアメリカ合衆国のCEOとしての職務を果たそうとしている」と見ています。

トランプ大統領は裁判官、立法府、彼自身の政権の閣僚でも誰でも、彼に反対する機関と人物を評価しようとせずというか、等閑にしているのです。何件かの問題で裁判所は大統領を阻止しようとしましたが、共和党の議員の中には裁判所の判決に従った場合に大統領から懲罰されることを怖れて、彼の支持に回っているのです。

私はトランプ大統領がどのように振る舞おうと司法も立法も揺るがないと希望的に観測していますが、アメリカ合衆国の伝統と秩序は明らかに揺らぎ始めています。

Gregより:
私も君の隣人の観測に賛意を表する。トランプ大統領と彼を取り巻く「イエスマン」の存在によって傷付けられた我が国が、完全に立ち直れるか否かが心配なのだ。我々の孫や曾孫たちが如何なる人生を経験するのだろうかと不安でならない。その頃には我々はこの世にいないのは幸運かも知れないと思うほど案じている今日この頃だ。


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