新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月10日 その2 文書通信交通滞在費

2021-12-10 08:39:29 | コラム
今国会中には改正されない模様とか:

矢張りそうなるのかと思わずにはいられなかった。この100万円については、国民民主党の改正案と同様な案を日本維新の会が提出すると報じられていた。だが、肝腎の自民党が態度を決め切れておらず、今国会中には成立しない模様との報道があった。そう聞かされても驚きでも何でもなかった。極端な言い方をすれば「国会議員などに選ばれている人たちは、所詮はそういう連中なのだ」とでもなるだろうから。

私は「彼らは自分たちにとって不利になるような法案に両手を挙げて賛成するだけの態勢など未だ整ってはいないのだろう」と思っている。今まで領収証の提出の必要がなく自由に使える100万円が如何に貴重な資金源だったかということを、敢えて自ら立証したのだ。新潟県が示すような醜態で、政治ではなくて、「当選する為には経費がかかる」のであり、何かと出費があるのだろう。だが、それを国費で賄っていたとなれば、国民は看過しないと思う。

である以上、ここではスタンドプレーになっても国会議員としての最低限の良識を見せて改正法案を可及的速やかに成立させるべきだろうと思う。だが、2~3,000万円も撒かなければ当選しないという資金が選挙民に流れているのであれば、受け取る者たちにも良識が欠如していることになるのではないのか。「選挙とは」や「政治とは」がそういうものなのかと思うと、一寸暗澹たる気持ちにさせられるのは私だけかな。



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