新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月14日 その2 好い加減にしようよ、連休は!

2019-01-14 19:45:46 | コラム
またもや無情にも三連休だった:

本当にウンザリである。以前にも泣き言を言う羽目になったが、小さなところでは私はジムには土日祝日は入場出来ない会員なので、この連休中にはあのジェットバスにも入りに行けないのだ。大きな問題は連休ともなれば、掛かりつけのクリニックに緊急事態で駆け込めなくなってしまうし、国立国際医療研究センター病院(NCGM)のような大手にも救急以外は駆け込めなくなってしまうのだ。現在のように高齢化して体の方々が弱ってくると、この医療機関が休んでしまうのは大きな問題なのだ。安倍さんはそこまでお考えなのだったのかと伺いたくなる。考えていなかったのだろうと疑っている。

事実、昨夜のように「お仕舞いまで見なけりゃ良かった」と悔やむような凡戦(サッカーのことだが)を夜中の12時過ぎまで見てしまった後は、その後遺症で体調が狂ってしまって苦しんだのだが、甚だ遺憾ながら、家でジッと休養している以外に方法がないのだ。言うまでもないことで、掛かりつけのSクリニックに行って助けては頂けないのである。これが第何次だか知らないが、安倍内閣が決めて下さった、何かと言えば連休にしてしまう法律のお陰なのだ。

今回はほんの3日間の連休だったが、5月の御代代わりには10連休とやらが待っているのだと思うと、今からゾッとしている。10日間も医療機関を休みにさせて何とする気かと問いかけたい。とんでもないことだ。それは、確かに万一の時はNCGM等に救急車で駆けつければ良いのだろうが、今度心筋梗塞か心不全を起こした時には「本当に一刻を争う事態となるだろう」と解っているので、NCGM以外だって混雑しているだろうから、容易に受け付けて貰えないこともあるかと怖れている。

マスコミ報道では「その10日間を全休とはせずに、何日かを開けておくことを検討中の大病院もある」となっているようだが、先生方だって好き好んで休日出勤される訳でもあるまい。私には10連休を打ち出した政府の目茶苦茶な方針に怒りすら感じている。私は事態は何も医療機関だけに限った問題ではなく、経済活動にしたところで、この世界情勢が微妙な時期に10日間も休んでしまおうという感覚に呆れている。恐らく活動の大停滞を来すだろうよ。政府はそれを覚悟しているのか。

個人的な事情を言えば、15日の午前中には絶対に外せない約束があるので、それに備えて本日は掛かりつけのクリニックで体調を整える為に最悪でもブロック注射か所謂ニンニク注射でも受けておきたかったのだ。それなのに、無情にも本日は三連休とやらの最終日だった。私以外にもこの連休に苦しめられている高齢者はおられるだろうと思っている。「それでも安倍内閣を支持します」とでも言えというのか。正直なところ、そうとは言いたくない気分なのだが。


誠に拙い試合だった

2019-01-14 10:41:42 | コラム
勿論、13日夜の対オマーン戦のこと:

今朝ほど検索して初めてオマーンのFIFAのランキングが82位だったと知った。既に何度も指摘したことで、このランキングほど当てにならないものはない。50位である我が代表が楽勝してもおかしくないほどの開きがあったのだが、現実は言わばギリギリの辛勝だった。別な見方をすれば、“The Unfair Play Club”対“The Fair Play Club”の対決の如きサッカーだった。それは、私がこれまでに指摘し続けてきた中近東勢(イスラム教圏)の大小取り混ぜた汚いプレーをするサッカー対フェアープレーが売り物の(?)の我が国との争いだったということ。

「とても真夜中過ぎまで見ているのには耐えない内容だった」と言うべきか、マスコミが褒め称える森保監督率いる新生全日本の実力はこんな程度だったと改めて思い知らされたような拙戦(接戦?)だった。その主たる原因の一つは、ロシアW杯出場テイームから長谷部が抜けると中盤での攻守があの程度になってしまうということと、テイームの中心人物がいないので、守るも攻めるも形が出来てこないという不始末。「良く出来ました」と褒めたい者が途中交代の2名も含めて皆無だった。

次は「当方がそれほど評価していなかった半端ではない大迫君が抜けると、あの体たらくになってしまうFWとMF陣の不甲斐なさ」だった。私は北川(清水エスパルス)は未だ全日本で使う域には達していないと見ているが、背に腹はかえられないと起用したようだったが、何処にいたのか一度も見えてこなかった。交代で出てきた武藤君も不甲斐なさは同程度で、あれでは大迫君が頼りにされる訳だと思い知らされたのだった。

貶し序でに言っておくと「柴崎が良いようなことをマスコミも解説者も言いたいようだが、私が見る限りでは『目に物見せてやろう』というようなやる気が表に出てこない選手だとは思うが、殆ど役に立っていなかった。あれはCKなどのキッカーに使うべきタマではないと思った。そういう不甲斐ない点では遠藤航も同様で、中盤の締まりのなさの原因となっていた。それにしてもあれほど所謂「セカンドボール」を拾えなかったサッカーも珍しいほど、我が方の寄せが遅く当たりも弱かったのは要修正だ。

酒井宏樹はもしも「上手下手=ウマヘタ」(下手上手=ヘタウマの反対)という表現があったらならば、当て嵌めたい不思議な存在。上がりも早くその結果で好機を演出するのだが、最後の詰めのパスなりセンターリング(現在のクロス)の不正確さとシュートの拙さは信じられないほどのアンバランスなのだ。彼の最後の一蹴りがもっと正確になれば、一試合で3~4点は余計に取れていると思わせてくれる。どれほど不正確かは長友と較べれば解ることだ。

それにしても、吉田麻也率いるバックス陣は何故あれほど後方へのパス回しを求めたがるのだろうか。私は30位も格が違う相手に対してあれほど慎重に直ぐ後ろに戻して攻めの形を再構築したがる消極性が理解できないのだ。82位の相手がそれほどGKにまで戻さないにも拘わらず、我が方はかなり暇だったように見えた権田に何度前線へのメクラパスを蹴らせたかと思っている。MFたちもトラッピングに自信がないのか、折角フリーでも前を向こうとせずに迷わずに後方にパスを戻してしまうのはもどかしかった。

拙戦の主犯は南野と原口の両名だ。彼らがまともにシュートを決めていれば、5対0くらいにはなっていてもおかしくない試合だった。オマーンのGKが良く守ったとも言えるだろうが、兎に角あのシュートの不正確さにはウンザリだった。結局、中島と大迫が抜ければあの程度が実力だと言うことにもなるだろうが、私は緊張感の欠如だとも思っている。次の試合までに何処まで修正できるかが大きな課題だ。

なお、GKの権田は一度を除いてオマーンが放ったシュートを全部「ストライク」で捕球していたが、あれは余程ポジショニングが良かったのか、あるいは幸運だったかの何れだが、私は昨夜の全体が不出来な中では最も良く責任を果たしていたと思っている。だが、キックの不正確さは是正されるべきだ。好機を演出出来そうだったのがたった一回しかなかったのは論外だ。何れにせよ、昨夜の出来では早く大迫君に復活して貰うしかないのかと思わせられた拙戦だった。

一部の海外のメディアが指摘したようにマレーシア人のレフェリーの判定には疑問があったと思う。確かに長友の手が当たっていたようにも見えたが、それを言うのならば、オマーンのデイフェンスが始めからボールを見ないで体当たりしてきたのをイエローカードすら出さなかった判定が何度あったかと言っておきたくなる。あのレフェリーは当初はかなり厳格に笛を吹いていたが、途中から基準を変えてしまったのは不可解だった。だが、その判定に助けられたPKだったのは間違いないと思う。

最後に、森保監督には選手の起用法も含めて猛省を求めたい拙さだった。勝てたのは「勝ちに不思議あり」の部類かも知れないと思ったほど、幸運だった。