新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

英語ではこのように言う

2018-08-16 17:04:55 | コラム
久しぶりに英語の表現を:

I am feeling a little weak, today.
解説)実はは正直なことを言って、私自身が今朝からこういう状態なのだ。「今日は余り調子が良くなくって」と言いたければこれで良いような気がする。I am not feeling so strongly, this morning. と言った者もいた記憶がある。同じことのように思える。I am not in a good shape. でも通じると思う。でも、アメリカ人の中で働いている時にはこういう言い訳めいたことは言わない方が良いと思っているが。

A little bird told me that A company and B company will soon to merge.
解説)「噂によればA社とB社が間もなく合併するそうだ」となるが、ここでは a little bird told me が「噂によれば」の意味に使われている。「噂」は rumor だが、素直に According to a rumor, circulating in the market. と言うよりこの方が格好が良いと思うが、如何か。

I suspect that he changed his Email address without any advance notice to anyone of us.
解説)「彼は我々の誰にも事前の通告なしにメールアドレスを変更したようだ」ということなのだが、ここでも問題点は suspect の使い方だ。ここでは「疑う」のではなく「そうだったと思っている」と言っているのだ。「疑う」には doubt があるが、こっちは素直に疑っていることを言いたい場合に使うのだ。

I believe that he has not grabbed that number out from the air.
解説)「彼が上げた数字は単なる思い付きから言っているのではないと思う」のことだ。ここでの鍵は not grabbed the number out from the air なのだが、こういう表現の仕方はこれまでに何度か採り上げたと思う。一種の慣用句だと思うが、「根拠がある」という意味で使えると思っている。

Let’s play it by ear.
解説)何度でも採り上げて良い表現だと思う。私はこの意味は俗っぽく「出たとこ勝負にしようや」辺りで良いと思っている。ジーニアス英和には「臨機応変にやる」と出ている。皆で昼食を食べに出掛け「さて何処に行こうか」となって Let’s play it by year.となるような使い方。元はと言えば音楽用語で「耳で聞いただけで覚えていて演奏する」からきた表現だと教えられた。

Did your new tie cost you $150? Right on the nose.
解説)これは会話体だが「君の新しいネクタイは150ドルしたのではないか」と言われて「大正解」と答えているのだ。英語の日常的な会話には屡々こういう慣用句というか口語体が登場するのでややこしい。「大正解」は You guessed it right. でも良いと思う。「大違い」は Far from it. などとも言うようだ。

At the very long last, the discussion boiled down to the heart of the matter.
解説)「最後の最後になってやっと議論が煮詰まって問題の核心に辿り着いた」ということだが、ここでは boil down という言い方と heart of the matter が要点だと思う。兎に角、彼らはこういう言葉の使い方をするので紛らわしいと思う。

This guy came into the picture out of the blue, then.
解説)「この男はその時に突然現れて参加したたのだった」とでも言えば良いか。ここでは out of the blue が面白いと思う。「突然」とはしたが「青天の霹靂」に感じが似ているところが面白いと思って聞いた。come into the picture も「我々が集まっているところに入ってきた」というような感覚で使われていると思う。