パシフィックリーグでは楽天が勝ち上がってしまった:
16日夜は慌てて引っ張り出したセーターで厚着をして、この野球の中継を見ていた。「昨日まで冷房をしていたのに、今夜は暖房に切り替えるべきか」と思わせられた不順な陽気だった。午前中にジムに出掛ける時には、幸いにして未だライナーを付けたままになっていた冬用のジャケットを着用に及んでいたものだった。
寒さの話はこれくらいにして野球を語ろう。私はクライマックスはNPBが興業政策で採り上げたシリーズだと思っている。だが、シーズン中には100数十試合もやって決めた順位を、僅か2乃至3試合でひっくり返すようなことが順当かあるいはフェアーなのかと疑ってしまう。
私は第1戦で大勝した西武が些か点を取り過ぎたしヒットも過剰に打ったことに懸念は表明して置いた。それが現実となってしまって楽天が勝ち上がってしまったのは、如何に勝敗は時の運とは言っても、気の毒だなと思っている。流石の私も、このシリーズでの勝敗については「勝った方が強いのだ」とは言い切れない気がする。
西武が第2戦で元はと言えば自分たちの仲間だった岸にひねられた時に、西武が出した投手が十亀だったのを見て「何だ、この球団には菊池雄星以外には語るに足る投手がいなかったのか」とあらためて思わせてくれた。十亀にとっては、相手が古巣に対して必死で投げてくる岸では勝負にならないかと思わせられた。
そして昨夜である。出てきた投手が野上では、シーズン中に何度か見ていたので、どの程度の投手か評価が定まっていたので「これでは無理があるな」と思わずにはいられなかった。その野上が実力を発揮して1回の表に三つも四球を与えたところで「勝負あったかな」と疑っていた。あの1失点は重いなと判断したからだ。
しかも、その裏に、折角先頭打者の秋山が難しい低めの投球を打って三塁打にしたにも拘わらず、後続が外野フライも打てずにチャンスを逃したので、「これでは駄目だ」と見切ってしまった。後は裏番組と交互に見るだけで十分だったのは気の毒だった。中村剛也を押しのけて4番を打たせて貰うまでにシーズン中に伸びた山川穂高だったが、こういう難しい試合ではサッパリだったのは痛かっただろうと思う。
残された興味は楽天がソフトバンクと何処までやれるかだが、則本昂大があの西武との第1戦で見せたような不調だと辛いとは思う。だが、相手も柳田が故障から回復していないという一寸した不安材料もあるし、シーズン終了から間が開きすぎたという条件もある。千賀、東浜、武田、バンデンハーク、和田、サファテと良い投手が揃っているソフトバンクが有利と見るのが無難なところだとは思うが、勝負はやってみなければ解らないものだ。
なお、セントラルリーグの方は、本日甲子園球場のグラウンド整備がどれほど整っているかに関心がある。15日にはあの雨降りで誰が試合を強行すると決めたのだろう。あれは何とも奇妙な判断というか興業政策だった。私の懸念するところは「あの試合でDeNAがヒットを打ちすぎたこと」である。西武の二の舞にならねば良いのだが。
余談だが、高校の頃に、あのような状態のグラウンドでサッカーの公式戦をやったことがある。私は奇跡的に一度も転ばなかったが、それでも全身泥まみれだった。甲子園球場は何故か未だに内野に芝生がないので、あのような悲惨なグラウンドになってしまったようだ。あれでは野球をやるべきではなかったと思うが。
16日夜は慌てて引っ張り出したセーターで厚着をして、この野球の中継を見ていた。「昨日まで冷房をしていたのに、今夜は暖房に切り替えるべきか」と思わせられた不順な陽気だった。午前中にジムに出掛ける時には、幸いにして未だライナーを付けたままになっていた冬用のジャケットを着用に及んでいたものだった。
寒さの話はこれくらいにして野球を語ろう。私はクライマックスはNPBが興業政策で採り上げたシリーズだと思っている。だが、シーズン中には100数十試合もやって決めた順位を、僅か2乃至3試合でひっくり返すようなことが順当かあるいはフェアーなのかと疑ってしまう。
私は第1戦で大勝した西武が些か点を取り過ぎたしヒットも過剰に打ったことに懸念は表明して置いた。それが現実となってしまって楽天が勝ち上がってしまったのは、如何に勝敗は時の運とは言っても、気の毒だなと思っている。流石の私も、このシリーズでの勝敗については「勝った方が強いのだ」とは言い切れない気がする。
西武が第2戦で元はと言えば自分たちの仲間だった岸にひねられた時に、西武が出した投手が十亀だったのを見て「何だ、この球団には菊池雄星以外には語るに足る投手がいなかったのか」とあらためて思わせてくれた。十亀にとっては、相手が古巣に対して必死で投げてくる岸では勝負にならないかと思わせられた。
そして昨夜である。出てきた投手が野上では、シーズン中に何度か見ていたので、どの程度の投手か評価が定まっていたので「これでは無理があるな」と思わずにはいられなかった。その野上が実力を発揮して1回の表に三つも四球を与えたところで「勝負あったかな」と疑っていた。あの1失点は重いなと判断したからだ。
しかも、その裏に、折角先頭打者の秋山が難しい低めの投球を打って三塁打にしたにも拘わらず、後続が外野フライも打てずにチャンスを逃したので、「これでは駄目だ」と見切ってしまった。後は裏番組と交互に見るだけで十分だったのは気の毒だった。中村剛也を押しのけて4番を打たせて貰うまでにシーズン中に伸びた山川穂高だったが、こういう難しい試合ではサッパリだったのは痛かっただろうと思う。
残された興味は楽天がソフトバンクと何処までやれるかだが、則本昂大があの西武との第1戦で見せたような不調だと辛いとは思う。だが、相手も柳田が故障から回復していないという一寸した不安材料もあるし、シーズン終了から間が開きすぎたという条件もある。千賀、東浜、武田、バンデンハーク、和田、サファテと良い投手が揃っているソフトバンクが有利と見るのが無難なところだとは思うが、勝負はやってみなければ解らないものだ。
なお、セントラルリーグの方は、本日甲子園球場のグラウンド整備がどれほど整っているかに関心がある。15日にはあの雨降りで誰が試合を強行すると決めたのだろう。あれは何とも奇妙な判断というか興業政策だった。私の懸念するところは「あの試合でDeNAがヒットを打ちすぎたこと」である。西武の二の舞にならねば良いのだが。
余談だが、高校の頃に、あのような状態のグラウンドでサッカーの公式戦をやったことがある。私は奇跡的に一度も転ばなかったが、それでも全身泥まみれだった。甲子園球場は何故か未だに内野に芝生がないので、あのような悲惨なグラウンドになってしまったようだ。あれでは野球をやるべきではなかったと思うが。