オリンピック代表に決まった:
マスコミと世間の注目がどちらかと言えば桐生君と珍しく(失礼!)慶応大学出身という山形君に集まっている最中に、雨中の100 m走の大レースを制したのがケンブリッジ飛鳥君というのがやや意外だった。だが、日本記録保持者の伊東浩司氏が「規則というものがありまして」と指摘したように、あの決勝戦で第3位だった桐生君は代表に選ばれ、第2位の山形君はこの種目では惜しくも落選だった。
そこで、父親がジャマイカ人と言うくらいしか知らなかった「飛鳥君とは」を検索してみた。すると、意外なことに箱根駅伝では伝統校であり、当方とはフットボール関連では長年の結びつきのある日本大学文理学部の出身者であると判明した。この学部には色々な強豪である運動部があるとは承知していたが、まさかトラック種目にこういう英雄がいると知らなかった。その点は本28日に暫くぶりにお目にかかった法学部の塚本教授からもあらためて伺った次第。
次にケンブリッジ飛鳥君で意外だったことがあった。それは現在の所属が「ドーム」と出ているのだが、迂闊にもそれが何処の何の会社か直ちには思い浮かばなかった。だが、何とそれは今や”Under Armour”(=アンダー・アーマー)ブランドで大当たりしているスポーツウエアーの会社だった。そうとは知っていたが、社名とブランド異なるので、直ちにピンと来なかった次第だ。アンダー・アーマーとは何かと訝る向きには今シーズンから巨人が着用するユニフォームのメーカーで、胸の辺りにある一見変形の”H”の如くに見えるロゴマークがアンダー・アーマーのそれである。それほど売れている人気ブランドだ。
念のため申し添えておくと、「よろいかぶと」や「甲冑」を意味する”armour”というスペリングはUKの英語で、アメリカでは”armor”である。また、このブランドはそもそもアメリカでフットボール向けに出てきたものでありながら、ブランド名にUK系の英語のスペリングを採用したのが興味深い。正直なところ、私は何故そうしたかまでは調査が届いていないのだが。
このケンブリッジ飛鳥君のような両親の何れかを言わばアフリカ系の人である優れた身体能力の持ち主が、これから先も色々な種目で益々増えてくるだろうと思わせてくれる。既に全日本代表級ではヴァレーボールやバスケットボールにも出てきていれば、プロ野球ではマスコミが持て囃すOkoye君もいる。このような傾向を一般的に将来楽しみと見て応援するのかどうかは、彼らが切り開いていく道だと思って見ている。
マスコミと世間の注目がどちらかと言えば桐生君と珍しく(失礼!)慶応大学出身という山形君に集まっている最中に、雨中の100 m走の大レースを制したのがケンブリッジ飛鳥君というのがやや意外だった。だが、日本記録保持者の伊東浩司氏が「規則というものがありまして」と指摘したように、あの決勝戦で第3位だった桐生君は代表に選ばれ、第2位の山形君はこの種目では惜しくも落選だった。
そこで、父親がジャマイカ人と言うくらいしか知らなかった「飛鳥君とは」を検索してみた。すると、意外なことに箱根駅伝では伝統校であり、当方とはフットボール関連では長年の結びつきのある日本大学文理学部の出身者であると判明した。この学部には色々な強豪である運動部があるとは承知していたが、まさかトラック種目にこういう英雄がいると知らなかった。その点は本28日に暫くぶりにお目にかかった法学部の塚本教授からもあらためて伺った次第。
次にケンブリッジ飛鳥君で意外だったことがあった。それは現在の所属が「ドーム」と出ているのだが、迂闊にもそれが何処の何の会社か直ちには思い浮かばなかった。だが、何とそれは今や”Under Armour”(=アンダー・アーマー)ブランドで大当たりしているスポーツウエアーの会社だった。そうとは知っていたが、社名とブランド異なるので、直ちにピンと来なかった次第だ。アンダー・アーマーとは何かと訝る向きには今シーズンから巨人が着用するユニフォームのメーカーで、胸の辺りにある一見変形の”H”の如くに見えるロゴマークがアンダー・アーマーのそれである。それほど売れている人気ブランドだ。
念のため申し添えておくと、「よろいかぶと」や「甲冑」を意味する”armour”というスペリングはUKの英語で、アメリカでは”armor”である。また、このブランドはそもそもアメリカでフットボール向けに出てきたものでありながら、ブランド名にUK系の英語のスペリングを採用したのが興味深い。正直なところ、私は何故そうしたかまでは調査が届いていないのだが。
このケンブリッジ飛鳥君のような両親の何れかを言わばアフリカ系の人である優れた身体能力の持ち主が、これから先も色々な種目で益々増えてくるだろうと思わせてくれる。既に全日本代表級ではヴァレーボールやバスケットボールにも出てきていれば、プロ野球ではマスコミが持て囃すOkoye君もいる。このような傾向を一般的に将来楽しみと見て応援するのかどうかは、彼らが切り開いていく道だと思って見ている。