新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

不調だった10月18日

2015-10-19 08:05:44 | コラム
体調が不安定で閉じ籠もってしまった:

昔から言われていたことで”迂闊に「身体の調子が良い」であるとか「風邪を引くことはない」とか「悩んでいた何処何処の具合が安定した」等の言わば自慢に属することを言えば必ず報いがある”というのがある。実は、一昨17日吉田クリニックで「9月から下痢も止まり快調です」と先生に申告してしまったし、高校のクラス会に出席する返信の近況にもそう書いてしまった。

するとどうだろう、昨日の朝から腸の調子が狂い始めて詳細は省くが外出もままならぬ、思いもかけなかった不調に襲われたのだった。8月までの6ヶ月間経験してきたことで自分の意志だけでは何とも制御不能の状態に似た症状で、折角の快晴でありながら家に閉じ籠もってテレビでも見ているか本を読んでいる他の選択肢がなかった。

そこで、見てしまったのがゴルフだった。即ち、NHKが中継した男子の日本オープンとテレ朝の女子の富士通レデイースの2試合。前者は最終組で回った小平智と池田勇太が優勝を争っていたのを興味深く観戦した。私は優勝経験不足の小平が何処で落ちるのかと危惧しながら見ていた。

決着は最終ホールまで持ち越しとなって、そのティーインググラウンドで起きた「そういうこともあるもの」との事件で池田は不運にもティーショットをバンカーに打ち込んだところで、万事休すだと思って見ていた。それは観客の行いの悪さで池田がアドレスした瞬間にシャッターを切ったらしく、その音に池田は苦笑いをして俗に言う「仕切り直し」でアドレスをやり直したのだった。

私はその様子を見て池田がまともにティーショットを打てないのではないかと懸念した。そして果たせるかなバンカー入りだった。誠に遺憾な観客の礼儀の悪さである。それで池田は連覇を逃す結果になったし、2位では賞金額も半分強になってしまった。あの観客はその礼儀知らずを池田に詫びるべきだし、協会も犯人!を特定して出入り禁止にしても良いだろう。

時間的のその後に見ることになった女子の方は誠に情けない結果で、アメリカでも優勝経験がある台湾のテレサ・ルー(廬暁晴、Lu Teresa)が今年だけで5勝目となる優勝をしてしまった。この試合では優勝しなかった韓国の李ボミ(ボミは漢字では表記できないのだそうだ)も既に5回も勝って賞金女王争いの第1位で、確か1億6千万円も稼いでしまっている。廬もこれに迫る勢いだ。私にとっては何とも情けない現状だ。

私は既に暴論と承知で「我が国と何かにつけてあれほど対立関係に持って行きたがる韓国のプロゴルファーなどの進出を唯々諾々と受け入れるのは如何なものか」と指摘し、制約の手段を考えても良くはないかと言った。我が国は男子の試合よりも女子の方が多く、それだけ多くのスポンサー様が期待しておられるのだ。その貴重な賞金を持って行かれてどうする。

韓国は国を挙げてスポーツを奨励していると聞いた気がする。その為に良い選手を養成する機関まであるという。そこから出てきた女性の強豪の中にはこのゴルフでアメリカで賞金女王になってみたり、世界のランキングのトップに君臨する者もいる。誰がそうなのか知らないが、思い付くままに検索して知った彼女らの漢字での名前を列記してみよう。カタカナ表記はご想像に任せよう。

申智愛、朴仁妃、安宣柱、全美貞、李智姫、李ボミ等々がおり、この他にも我が国で大学生の分際で優勝してしまった者がいるが、名前まで覚えてはいない。正確ではないが、今年の女子の全試合はこれまでに15くらいだったから、何とその66%を韓国と台湾の2人に持って行かれたのだ。私は台湾は兎も角、韓国にはやや感情的になる。彼らはアメリカにも進出するが、稼ぎ場を専ら我が国の市場に見出しているのだから。

いや、思いを巡らせば美国(ミグックでアメリカのことだ)で腕を磨いて、その後はイルボン(我が国のこと)のカモの中に入って思う存分稼がせて貰おうとの魂胆ではないかと半ば本気でに疑っている。換言すれば、男女ともに我が国のプロゴルファーたちは未熟なのであろう。尤も、我が国のプロゴルファーたちは何も難しいトーナメントに出なくても稼げる道があるので、試合に集中する気力が不足勝ちになるとも聞いたことがある。

上記の次第で、昨日の富士通レディースでは我が国の渡辺彩香がTeresaと最後まで優勝を争っては見せたが、所詮は、残念ながら廬の敵ではなかった。ドライバーショットの距離が出る渡辺と台頭しつつある多くの若手の将来に期待しよう。これ以上韓国と台湾に我が国の市場を席巻されたくないので。