インバウンド歓迎策を考え直す時では:
昨19日は新大久保駅から山手線を往路は内回り、帰路は外回りで有楽町を往復した合計1時間の旅だった。往路は期待通り殆どガイジンも外国人も乗り込んでこなかったので、静かに30分を過ごせた。でも、帰路はインバウンド様で満員御礼状態。ここで眼力鋭い当方は問題点を見抜いた次第。
それは、第一に彼等は国別を問わずに「個人旅行」である点。即ち、我が国に普及している所謂パック旅行ではなく、家族を含む個人の日本探訪なのである。言いたいことは「現地人(=日本人)のガイドがいないので、観光案内のパンフレットとスマホにナビゲーター役を依存しているのだ。故に、昨日も観察したことで、公共交通機関を利用する際の現地の礼儀作法も習慣も無視するようになっていた。
帰路の内回りでは、一家四人のアメリカ人風の家族は最初から優先席に幼児と奥方を座らせ、長年見慣れたトランプ様の支持層である典型的な労働組合風のキャジュアル過ぎる装いの亭主は、スマホに首っ引きで大きなトローリーケースを2個も乗車口付近に置いたまま。これで乗降客の邪魔をしていた。注意すれば聞き入れるかも知れないが、当方も折角座れたのだからと黙認することにした。
ガイドがつかない個人旅行者には「異文化の国日本での公共の場での礼儀作法を記したパンフレットでも、入国の際に配布することを考えて良いと思う。例えば、アメリカには公共交通機関は発達していないのだから、乗車したところから移動しないことがどれほど邪魔になるのかは想像も出来ないだろう。駅名を英語、中国語、韓国語で表示するだけが、外国人様歓迎の手法ではないと知るべきだ。
次はトローリーケース。帰路に降り立った土曜日の新大久保駅の構内と構外の大混雑は、毎度のことながらウンザリ。その大混雑に拍車をかけているのが、誰が普及させたのか知らないトローリーケースが、一役どころか二役も三役も買っている。彼等の中には特大の〔因みにoversizedと言う〕キャリーケースを2個も引き摺ってくる連中が、改札口も簡単には通れないので大迷惑。
オーバーツーリズムだの外国人公害などと誰かが言い募るが、良く考えれば前後の見極めもせずに誘致した政策の恥ずべき「オウンゴール」なのではないか。異文化の国の者どもを誘致して、国民に迷惑をかけて、何の観光客による税収入だと、悲憤慷慨させられていた30分の帰路だった。尤も、誘致策の創始者は石破さんではなく、菅さんだったのだが。以上、外国人を有り難がらない当方から一言。