■訳してみよう万葉集■<その56>
●題材歌
験なき 物を思はずは 一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし
―大伴旅人―(巻三・三三八)
●現代訳
①甲斐ないことをくよくよ思うことをせずに、一杯の濁り酒を飲むべきだ。
②思ってもしかたないことを、くよくよ思わずに、一杯の濁り酒を飲んだ方がましだ。
③甲斐もない物思いをするよりは、いっそ、一杯の濁り酒を飲んだ方が、ましに違いない。
④考えても仕方ない物思いをしないで、一杯の濁り酒を飲む方がよいらしい。
⑤この人生、甲斐なきものにくよくよとらわれるよりは、一杯の濁り酒でも飲む方がずっとましであるらしい。
⑥甲斐のない 物思いをするよりは いっそ一杯の 濁り酒を 飲んだほうがいいようだ
⑦つまらない考えごとより 一杯の酒だろ?
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《仕様もない 考えせんと 一杯の どぶろく酒を 飲む方が良えで》
さあ あなたの訳は 如何ですか?
●題材歌
験なき 物を思はずは 一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし
―大伴旅人―(巻三・三三八)
●現代訳
①甲斐ないことをくよくよ思うことをせずに、一杯の濁り酒を飲むべきだ。
②思ってもしかたないことを、くよくよ思わずに、一杯の濁り酒を飲んだ方がましだ。
③甲斐もない物思いをするよりは、いっそ、一杯の濁り酒を飲んだ方が、ましに違いない。
④考えても仕方ない物思いをしないで、一杯の濁り酒を飲む方がよいらしい。
⑤この人生、甲斐なきものにくよくよとらわれるよりは、一杯の濁り酒でも飲む方がずっとましであるらしい。
⑥甲斐のない 物思いをするよりは いっそ一杯の 濁り酒を 飲んだほうがいいようだ
⑦つまらない考えごとより 一杯の酒だろ?
①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>
これらを踏まえて 私はこう訳しました。
《仕様もない 考えせんと 一杯の どぶろく酒を 飲む方が良えで》
さあ あなたの訳は 如何ですか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます