ユニーク古典現代訳(大阪弁万葉集改題)

日本の古典を訳します。そのままストンと腑に落ちる訳。なんだ、こうだったのかと分かる訳。これなら分かる納得訳。どうぞどうぞ

訳してみよう万葉集(57)酒の名を

2012年05月28日 | 訳してみよう万葉集
■訳してみよう万葉集■<その57>

●題材歌

酒の名を ひじりおほせし いにしへの おほひじりの ことのよろしさ
                           ―大伴旅人おおとものたびと―(巻三・三三九)


●現代訳

① ー

② ―

③昔、魏の時代に、清酒を聖人、濁り酒を賢人と名づけた、その大聖人の言葉の、面白いこと、隅におけない聖人だよ。

④酒の名を聖となづけた、昔の大聖人のことばのよさ。

⑤酒の名を聖と名付けたいにしえの大聖人の言葉、その言葉の何と結構なことよ。

⑥ ―

⑦ ―

①斎藤茂吉<万葉秀歌>
②森岡美子<萬葉集物語>
③山本健吉<万葉秀歌鑑賞>
④中西 進<万葉集・全訳注原文付>
⑤伊藤 博<万葉集・現代語訳付き>
⑥日めくり万葉集
⑦植田祐子<超訳万葉集>

これらを踏まえて 私はこう訳しました。

《酒のこと ひじりやなんて 適切うまいこと 言うたもんやな 昔の聖人ひとは》


さあ あなたの訳は 如何ですか?