犬養万葉今昔―犬養孝先生著「万葉の旅」を訪ねて

犬養孝先生名著「万葉の旅」記載の万葉故地309箇所を訪ね、先生が撮られれたのと同じ場所に立った写真撮影を目指す紀行。

●犬養先生と名著「万葉の旅」

2008年07月28日 | 紀行お知らせ
学生時代、昭和37年4月から昭和41年3月にかけて、
「犬養万葉」に傾倒していた。
講義。
出席のとらない講義で、学生が詰めかけるのは「犬養万葉」以外にはない。
万葉旅行。
初夏・夏、秋2回の日帰り万葉旅行。
春・夏のやすみを使った泊まりの万葉旅行。
どれも、100人前後の(時には200人を超す)学生らが参加。
犬養先生手作りの「ガリ版」刷りの栞。
講義を聴きながら、歩く、歩く、あるく、あるくの万葉旅行。
そして、昭和39年、
われわれは、万葉紀行のバイブルを得る。
名著「万葉の旅」上・中・下全三巻の刊行である。

ベスト・セラーとなり、発行元の社会思想社のドル箱となった
先生に連れて頂くときも、
ひとりで万葉故地を訪ねるときも、
いつも携帯した「万葉の旅」。
初版本は、色が変わり、角は取れ、
背表紙でページを繋いでいる綴じ糸はほつれてくる。
補修に次ぐ補修で、何とか原型を留めている。
いまは、発行元の社会思想社のものはなく、
平凡社から新装版が出ている。

この汗のしみたなつかしの名著をたずさえ、
掲載地すべての万葉故地を訪ね、犬養先生を偲ぶ旅に出る。


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2 コメント

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おめでとう、ついに成就 (井上頌一)
2007-08-15 15:51:55
以前、一度あなたから犬養先生と同じアングルで写真を撮るというのをお聞きしましたが、それはどの程度可能だたっのでしょう? 年月とともに同じアングルは所詮無理になっている場所もあるでしょうし、またそのまま奇跡のように残っている場所もあったかと思います。そんな話、ぜひ聞かせて下さい。井上頌一
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期待しています。 (森島憲治)
2007-08-15 16:57:46
ひとつのテーマを持ったブログは易しいのか?
むつかしいのか? 両方でしょう。
私もブログをしていますが、気がつくと一ヶ月あいていたりします。
何事も、継続です。その意味でいえば、同級生の見市はすごいと思います。
万葉の旅いいですね。おおいに期待しています。
森島憲治
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