菓子の見本に誘われて

2019-05-16 19:52:51 | 美食
この店の前を何回素通りしただろう

だって東京の和菓子なんてたかが知れてる

でも通りに出されている生菓子の見本がよく変わって気になる

そして今日はほんと突然和菓子食べたい欲求に突き動かされて

するする店の中に入った

自分ひとりだから買いにくいけど

明日は来客があるから二人分買える

でも見本を見たら三個でもいいか

と、きんとんとわらび餅と薯蕷を買った

包んでもらう間にほかの菓子を見たら

白小豆のこはく羹や白小豆あんの最中がある

わー

また来なくちゃ

帰宅して一番早くたべなくてはいけないわらび餅を頂くと

んもー、絶品

皆がわらびもちわらびもちと騒ぐ昨今

私は遠目に見てきたけど これはいい

とみこさんにも食べてもらわないと

そうしてこの後明日の来客の分はなくなってしまったのであった

それはねえ菓子のしおりを読んだことも理由の一つ

この店、いいだばし萬年堂は1615年に京都寺町三条に亀屋和泉の名で創業し

九代目が東京に移転して十一代目から飯田橋に来たそうな

これまで入らなかったのは品揃えがあか抜けないと思っていたから

でも技術はすごい

これから通います