はぎわら_m の部屋
社会・時事批評、オピニオン、初等物理の気まぐれ考究、物理教育放談

〔コメント数の数字クリックで書き込みができます〕
 



戸籍と異なる場所に住んでいる場合、戸籍抄本などの証明書は郵送で取り寄せるのが普通であろうし、その際の料金は定額小為替の同封によるというのも、慣れ親しんだ常識(だった)と思う。

しかし、郵政が民営化した今日、この方法にまつわる混乱が生じている。このことを、今日、身をもって体験した。ネットを見ると、既にあれこれ報告されていて、私の遭遇した状況も、ほとんど以下のリンクに記されているとおりである。空しすぎて、、自分の言葉でコメントする元気は出ないのだが、要するに、郵便小為替の手数料が、民営化で10倍に値上げされたことによる顛末だ。

ynk.jp : 不可解な定額小為替の手数料
「民営化」でこわれる郵便局サービス

小泉元首相がこだわり、推し進めた「郵政民営化」。否、国民が諸手を上げて選択した「郵政民営化」。

=====
「少額の為替は処理が能率的でないからなくしてしまえ!」というなら、それはそれで分かる。ならば、地方行政機関間の連携を改善して、最寄りの役所に行けば何でも証明が取れるようにしてもらいたいものだ。送金にかかるコストの負担ぐらいは、行政と銀行の話し合いで決着すべきだろう。今のままでは、戸籍抄本を取る度に、株式会社ゆうちょ銀行なる企業に200円上納するシステムとなってしまう。

=====
〔追記〕
以下のように、額面500円の為替(これなら手数料は100円)を使うことをけん制する市役所もある。真面目に取れば混乱は増すばかり。
請求について(お願い)/新居浜市役所

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 「因果」を考... 求められる環... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。