はぎわら_m の部屋
社会・時事批評、オピニオン、初等物理の気まぐれ考究、物理教育放談

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すでに広く報道されていることであるが、政府税制調査会の会長が21日に辞任した。この会長は、小泉政権時の経済財政諮問会議のメンバーとして、「新自由主義」を実政策の形で具現化することに重大な加担をしてきた(サプライサイド)経済学者の一人である。(本間正明 - Wikipedia

そして、もちろん、先ごろ突然に議員まで辞職した、御用学者大臣 竹中平蔵氏のことも忘れてはならない。(竹中平蔵 - Wikipedia

さて一方、対米従属型国家主義路線の具現化に大きな影響力を与えてきた政治学者は中西輝政氏 (中西輝政 - Wikipedia)。同氏は、前回12月17日のサンデープロジェクトなどにも出演していたが、既に安倍政権から一歩引いた立場を装っており、発言にも精彩はなかった。

時の流れに一定の変化が現れはじめているのは、当然のこととは言え、歓迎すべきことである。しかし、微妙な情勢変化を感じとり、一歩先んじて身を引いておくこれら権力志向型学者たちの行動の周到さには、私は正直腹が立つ。

意思決定に関わり、権力を利用した者は、最後まで責任を引き受けよ。招いた政策がもたらした悪しき影響が見えてきたならば、率先して批判の矢面に立て。誤りが認識されたときには、見えるところに出て頭を垂れよ。報酬やキャリアや知名度を持ち逃げするような卑怯な身の振りは許されない。


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