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東横線&半蔵門線ルートはメリット色々

2006-05-21 | Weblog
MAKIKYUは今日横浜で友人と待ち合わせがありましたが、横浜から押上方面に帰宅する際(横浜へ向かう場合も同様)によく使うルートは2通り(以下に表記)あり、その内[2]のルートが最も愛用するルートです。

[1]押上~(都営浅草線)~泉岳寺~(京急)~横浜

[2]押上~(東京メトロ半蔵門線)~渋谷~(東急東横線)~横浜

[1]のルートは京成押上線から電車が直通し、場合によっては横浜まで乗り換え無し、時間も早いのが売りですが、運賃の面では都営260円+京急300円=合計560円とやや難ありです。

これに対して[2]のルートはメトロ230円+東急260円=合計490円と70円安くなります。

これ位なら早くて乗り換えの少ない方、という方も大勢いらっしゃるかと思いますが、土休日回数券を利用するとなると事情は変わってきます。

[1]のルートでは都営地下鉄が土休日回数券を設定していないため、普通回数券を購入する事になりますが、これだと260円区間11枚で2600円、つまり都営は1回分しか得になりません。 また京浜急行は土休日回数券の設定はあるものの、区間指定式であり、泉岳寺~横浜間の回数券を購入した場合、この区間以外で使用する事は出来ず、使い勝手はイマイチです。

それに対し[2]のルートでは、東京メトロ・東急共に金額式の土休日回数券を販売しており、前者が230円区間14枚で2300円、後者が260円区間14枚で2600円となります。

しかも有難い事に、金額式なので自社線内であれば利用区間が指定されておらず、押上~渋谷間で利用する目的で購入したメトロ回数券の内、何枚かを他の区間(例:町屋~代々木上原間)で利用するといった使い方も出来、更に指定金額を超えた場合も差額を支払うだけで済みます。
(例:渋谷~西船橋間270円だと下車時に40円精算)

東急も同様で、渋谷~横浜間で利用する目的で購入した回数券の何枚かを、渋谷~青葉台間で利用するといった使い方も可能です。またこの回数券は割引率が非常に高いので、何枚かを指定区間より多少安い区間で利用しても損はしません。 (例:260円の回数券を渋谷~綱島間240円で使用)

今朝も実際、渋谷~あざみ野間で田園都市線を利用し、帰りが東横線でしたが、金額式回数券はこういった時に便利です。

こうなると一度メトロ&東急の土休日回数券を使い始めると止められず、病み付きになってしまいます。

但し回数券の使用期限は購入日から起算して3ヶ月、土休日回数券は平日に使用できないので注意が必要です。

またメトロの回数券は都営線との乗継割引、東急の回数券は軌道線(世田谷線)の利用が出来ないなど多少の制約があります。

更に京成押上線方面からの利用者に朗報な事としては、[1]のルートだと少なくとも都営線内は日頃利用している電車にしか遭遇せず、京急も過半数は同様ですが、[2]のルートだと半蔵門線・東横線共に京成押上線と違う電車に乗車でき、チョットした気分転換になるメリットもあります。
(物理的にも京成電車は[2]の路線を走れませんので当然ですが)

ただこの[2]のルート(渋谷経由)は、これだけのメリットがあるにも関らず、ネット等の経路検索でもあまり検出されない事もあってか、意外と利用されていない気がします。

また東横線の優等列車(特急・急行)は比較的混雑していると言う問題点がありますが、各駅停車は比較的空いているのでMAKIKYUも愛用しており、今日も東横線各駅停車に横浜~渋谷間乗り通しでした。

ただMAKIKYUの周囲にも[1]のルートを強く勧めるものが数名居ります。

「MAKIKYUのページ」をご覧の方々にもそういった方がいらっしゃるかも知れませんが、時間に余裕のある時は是非一度[2]のルートを試して見ては如何でしょうか?