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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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今日は宇都宮へ…

2006-05-17 | Weblog
MAKIKYUは今日宇都宮へ行って参りました。仕事等ではなく完全なプライベートで、行程は以下の通りです。

布佐-我孫子-柏-春日部-東武動物公園-南栗橋-栃木-東武宇都宮[昼食]-江曽島=JR宇都宮=真岡-下館-水海道-新守谷=守谷-柏たなか=北柏-我孫子-布佐
(-は鉄道、=は路線バス。また布佐駅との往復は自転車)

以上の行程を見て頂くと大体分かるかと思いますが、単に宇都宮へ辿り着き帰る、というだけのモノではなく、道程そのものに目的を求めて気ままに動き回る行程となっており、MAKIKYUは今日に限らずこの様な旅行を企てて動き回ることがよくあります。

さて今日の旅行の説明ですが、宇都宮までの往路は柏からずっと東武線を乗り継いで行っています。

これだと結構時間がかかり、その上今回東武線は全て各駅に停まる電車だけを利用している為に片道約3時間の道程です。

ただ運賃は1160円と遠方にしては安く、今回はチケットショップで購入した株主優待乗車証を準備していたので更に安くなっています。

今回は栃木~東武宇都宮間(宇都宮線普通)で走っている釣掛式モーターを装備する5050系への乗車も目的の1つで、これも無事GET!!

この路線の途中で交換した電車2本も5050系でしたが、終点東武宇都宮到着時に反対側ホームで発車待ちの電車が30000系!
(噂には聞いていましたが、ギャップが大き過ぎる様な…)
宇都宮到着後は昼食で名物の餃子、以前「みんみん」という店に入った事があり、ここも悪くはないものの今回は他を、という事で駅近くの「宇都宮餃子館」へ。

餃子に関しては最近宇都宮は相当力を入れており、東武の駅構内にも改札付近に無料の店舗案内を置いてあるので参考になります。

「宇都宮餃子館」では4種類(焼・揚・蒸・スープ)の餃子が楽しめるランチを注文、餃子自体は良いのですが、タレが醤油と酢を混ぜた一体型というのは…好みの出る所であり、これは別々の方がと感じます。

その後は宇都宮線の30000系に乗車し2駅先の江曽島へ向かい、関東自動車のバスでJR宇都宮駅へ。

関東自動車は栃木県最大のバス事業者、現地では「関東バス」と呼ばれる事も多く、バス車体や停留所にその様な表記が出ている事もありますが、東京の中央線沿線などでよく見かける関東バスとは別会社です。

また余談になりますが東武とJRの宇都宮駅は2㎞弱離れ、この間が宇都宮の中心街になっていますが、この区間は路線バスを使うと100円で移動でき、本数も頻発しているのでオススメです。
(という事で、MAKIKYUがこの区間を移動する時はいつもバスです)

バスは宇都宮3社(関東自動車・東野[Toya]交通・JRバス関東)共この区間を運行しており、3社共通バスカードもありますので、皆様のお好みで選択できます。
(但しJRは本数が少ないです)

JR宇都宮到着後は東野交通のバスで真岡へ向かいますが、この区間は1日20往復以上運行(宇都宮発最終は22時頃)されており、所要時間も1時間弱なので利用価値大きいですが、真岡駅へ向かう場合、バス下車後真岡駅まで5分ほど歩くので注意が必要です。
(最寄停留所でアナウンスもあります)

この他益子焼で有名な益子へも東野交通のバスが1時間毎程度で運行されています。

真岡駅からは真岡鐵道に乗車して下館へ向かいますが、真岡駅はSLをかたどった面白い形をしており、駅構内では物置代わりのキハ20(旧国鉄で1960年前後に製造された気動車で、現在残存しているのは極一部)やSL列車に使われる50系客車(旧国鉄末期に製造された客車で、これも今は極一部しか残っていません)が見られますが、一番の名物であるSLは屋根付きの車庫に格納されており、運行日以外は姿を拝めそうにない状況です

真岡から乗った列車は「モオカ14」という気動車で、MAKIKYUは初めて乗りましたが、独特の塗装が目立つ新型車です。

下館到着後は関東鉄道に乗り換え、今度も営業列車では初乗車のキハ2400、かつて運転した事はあるのですが…。

気動車のトリップを楽しんだ後は、利根川の両端の路線バスに乗車して帰路に。

利根川を渡る時は昨年開通したばかりの「つくばエクスプレス」を利用、体感速度は非常に速いですが、1駅で240円。

何処かの開発を止めた鉄道より良心的なお値段かと思いますが、皆様は如何お考えでしょうか? (今日の話で出てきた路線バスや鉄道の話は後日取り上げる予定ですので、しばらくお待ち下さい)