4月のJALの機内映画はとっても充実していました。先行上映もあり寝ている場合じゃないって感じです。
でも往路はひたすら寝ないとロサンゼルスに着いたらお昼頃なので、その日の行動がとてもつらくなります。もし眠れなかったら日本を経ってから次寝るまで30時間くらい起きてる計算になります。
なので行きはとりあえず一本だけ見てあとは朝までグッスリです。
「ブラッド・ダイヤモンド」
レオナルド・デカプリオが主演で現在上映中です。
アフリカの内戦下、闇ダイヤの採掘場で偶然見つけられた巨大ダイヤの密売をめぐり三人の男女がそれぞれの目的のためにダイヤ探しの過酷な旅に出る・・・。
前半はとにかく反政府軍の残虐さに目を背けたくなるほど。生きたまま両腕両足切断、無差別殺人・・・。ほんっとにゾッとします。かなりキツイです。
デカプリオは悪に徹したダイヤの密売人。目的のためには手段を選ばず、冷酷かつしたたかに生きながらも実は残酷な過去をもつ男。ひげをはやして別人のようです。野性味たっぷりの演技が見ものです。
そして最後には自分は「死」を覚悟し、せっかく手に入れたダイヤを手放し、密売の真実をあばく・・・というあまりにも悲しい結末に涙・涙・涙・・・。あっという間の2時間20分でした。
「ロッキー・ザ・ファイナル」
ちょうど今日からロードショーですね。
引退して妻のエイドリアンとの思い出だけにすがって生きるロッキーが、何かやり残した思いに心の空洞を埋めるようにして、再びプロ・ボクサーのライセンスを取得してリングに上がるというストーリー。
私は過去のロッキーを見たことないですが、回想シーンもたくさんあるのでなんとなくわかります。
心温まる結末は予想通りという感じですが、たぶんこの作品は結末がどうとかではなくて、シリーズの一作目からずっとロッキーを愛し続けてる根強いファンへの最後のメッセージのような気がしました。
なので私のようにこの作品だけ見たような者には大きな感動はないかも・・・。
「ホリディ」
ロサンゼルスのビバリーヒルズのプール付き豪邸に住むキャメロン・ディアスと、ロンドン郊外のおとぎ話に出てくるような田園風景のコテージに住むケイト・ウィンスレットの二人が、「ホーム・エクスチェンジ」というお互いの家を交換して二週間のバケーションを過ごし、新しい自分を見いだしていくというロマンティック・コメディ。
微笑ましく楽しく気楽に見れる映画でした。飛行機の中はこういうのが重くなくて一番いいな・・・。
「幸せのちから」
医療機器のセールスがうまくいかず、アパートも追い出さる。そんなとき、証券会社の株の仲買人の養成コースを受講すれば、研修終了後に20人中1人だけ採用してもらえるというチャンスに賭ける。その半年間は無給のため、ついには息子と2人で駅のトイレで寝泊りするホームレス生活を強いられる。
そんな生活の中でもあきらめるということだけはせず、ひたすら努力を続けついに幸せを勝ち取る。
ストーリーそのものはアメリカンドリームでありがちなものですが、ウイル・スミスの本当の息子の演技がとても切なくて切なくて・・・。他の幸せそうな家族を見ても文句一つ言わずに父親についていくけな気な姿に何度も涙します。
最後は成功してお金持ちになるのですが、その映像はなく語られるだけなんです。私的には子供も幸せになって喜んでるところが見たいって思ったんですが・・・。それはないほうが映画的にはいいんでしょうね。
「犬神家の一族」
犬神家の財産争いを巡り次々と殺人事件が起こり、名探偵金田一耕介が謎を解く・・・という1976年の作品のリメイク。
子供の頃、湖から死体の足が突き出るシーンのことを母が「いかにも作り物・・・」って言ってたのを記憶しています。今回も同じシーンがありましたが・・・(^^;) 松嶋菜々子が美しい・・・!
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」
モンゴル統一という壮大な夢に向かうチンギス・ハーンの半生。
大規模な合戦シーンはCGではなく実際に人を使って撮影したとか・・・雄大なモンゴルの大自然を堪能できる作品です。 反町くんが織田信長とかぶって見えたのは私だけでしょうか・・・。
さて5月はどんな映画を見せてくれるのでしょうか・・・。楽しみです。
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