尿酸値が高い 日常生活の注意点は?
■痛風の発作を経験した事があるか?
発作を経験していれば服薬は必須ですが、発作のない高尿酸血症は一般に「無症候性高尿酸血症」といわれます。
それに対して治療をするかどうかは尿酸値の程度で決められる事が多いと思います。
■治療のガイドラインでは尿酸値が9g/dl以上では薬の適応としていますが,尿酸値の高値は心血管系疾患の危険因子でもあることから、例えば肥満、高血圧、糖・脂質異常等の動脈硬化進展の危険因子を持っている人ではそれ以下でも積極的に尿酸を下げるように服薬を奨めます。
■治療薬と同時に、もう一つの重要な点は、生活習慣病の予防のための生活習慣の改善です。
心臓に持病があったりする時は激しい運動は避けなければなりませんが、それ以外であればご自分や主治医の判断で、少し激しい程度の運動をすることを避ける理由はありません。
■その他の日常生活の注意ですが、過食、偏食、アルコールの飲み過ぎには十分配慮し、また脱水を避けるようにする事も必要です。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=64375
出典 読売新聞 2012.9.7
版権 読売新聞社
■痛風の発作を経験した事があるか?
発作を経験していれば服薬は必須ですが、発作のない高尿酸血症は一般に「無症候性高尿酸血症」といわれます。
それに対して治療をするかどうかは尿酸値の程度で決められる事が多いと思います。
■治療のガイドラインでは尿酸値が9g/dl以上では薬の適応としていますが,尿酸値の高値は心血管系疾患の危険因子でもあることから、例えば肥満、高血圧、糖・脂質異常等の動脈硬化進展の危険因子を持っている人ではそれ以下でも積極的に尿酸を下げるように服薬を奨めます。
■治療薬と同時に、もう一つの重要な点は、生活習慣病の予防のための生活習慣の改善です。
心臓に持病があったりする時は激しい運動は避けなければなりませんが、それ以外であればご自分や主治医の判断で、少し激しい程度の運動をすることを避ける理由はありません。
■その他の日常生活の注意ですが、過食、偏食、アルコールの飲み過ぎには十分配慮し、また脱水を避けるようにする事も必要です。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=64375
出典 読売新聞 2012.9.7
版権 読売新聞社