みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

胆管がん治療

2012-09-20 07:10:22 | 医療一般
胆管がん治療、まずは手術
要約
大阪市の印刷会社の元従業員らが発症したことで、注目を浴びた胆管がん。
原因とみられる化学物質だけでなく、胆管の炎症など様々な原因で発症し、年に約1万3千人が亡くなっている。
治療法が限られるため、腹部の超音波検査や血液検査で早期発見することが重要だ。


■国の統計では、肝臓内の胆管にできるがんを含めた胆管がんの死亡者は2010年に約1万3千人。

■膵管と胆管の奇形を伴った先天性胆道拡張症や、肝臓内の胆管に結石ができる肝内結石症などの患者が発症しやすい。
患者の多くは60代以上。
化学物質による影響はこれまで知られていなかった。

胆管がんの自覚症状
・黄疸
・白色の便
・茶褐色の尿
・上腹部の痛み


https://aspara.asahi.com/blog/mediblog/entry/34k4KmMq8U

出典 朝日新聞・朝刊 2012.9.13
版権 朝日新聞社




<参考>
胆嚢がん、胆管がん - goo ヘルスケア
■肝臓内の胆管にできる肝内胆管がんと、肝臓外の胆管にできる肝外胆管がんに分類される。
■胆管は太い所でも直径が7mm程度と細いため、小さいがんでも胆汁の流れをせき止めます。
一方、肝臓内の細い胆管や胆嚢にがんができた場合には黄疸は出にくく、症状が現れた時点で進行がんとなっていることがあります。
■胆管に原因不明の慢性炎症を起こす原発性硬化性胆管炎という病気があり、胆管がんを約10%の確率で合併します。
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10I60500.html
コメント
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