みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

ぎっくり腰

2012-09-12 11:47:51 | リハビリテーション科
ぎっくり腰 腹筋・背筋を鍛えて少しでも予防

要約
骨折や病気など、特別な原因がないのに、急に腰が痛くなるのが、ぎっくり腰。腰をひねったり反ったり、かがんだりする動作や、同じ姿勢で、長時間過ごすなどした後になりやすい。
筋肉や筋膜、靱帯が、ねんざや筋違いを起こしている状態だ。

■痛みの原因は、背骨を中心にした組織以外に背中側にある臓器の病気が関係することもある。
1週間ほど安静にしても、痛みが減らなかったり悪化したりしたら、整形外科の専門医を受診した方がいい。

■予防にはストレッチや腹筋と背筋の強化も有効だという。
ストレッチは、仰向けに寝た状態でひざを抱え、背中を伸ばしたり、腹ばいになって上半身を起こし、おなかを伸ばしたりする。
10~20回が目安だ。

■腹筋は、ひざを立てて仰向けになり、おへそを見るようにして、五つ数えよう。体は起こしきらなくていい。
背筋は、おなかに座布団を挟んで腹ばいになり、あごを浮かす感じで軽く反らす。
こちらは、5~10回ずつが目安だ。

■いすに座ったまま、背もたれに寄りかかる手前の姿勢で止めたり、背もたれを背中で押したりして、腹筋と背筋を鍛える方法も。主としてお年寄り向けではあるが、会議中にこっそりやるのもお勧めだ。

http://www.asahi.com/health/tsuushinbo/TKY201208080227.html

出典 朝日新聞・apital 2012.8.9
版権 朝日新聞社


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