みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

渡辺通信(1135) 2024.2.24

2024-02-25 17:26:58 | ツイッター
<日曜診療 2024.2.18 ①>
感染症 検査数 12人
陽性  7人
内訳
新型コロナ     5人
  インフルエンザ A型 0人
  インフルエンザ B型 2人

<日曜診療 2024.2.18 ②> コメント; 新型コロナが優勢で、インフルエンザはB型が目立っています。高熱患者さんの中には扁桃腺の方や胃腸炎の方もチラホラ。逆に胃腸炎症状が主体でコロナ陽性の方もいて、実臨床の現場は複雑怪奇です。

<「殿様枕症候群」①> 高い枕で寝ると脳卒中になりやすい。脳卒中の原因の一つ、特発性椎骨動脈解離は、高い枕で寝る人ほど発症率が高いことが、国立循環器病研究センター(国循)の研究チームの分析で明らかになった。

<「殿様枕症候群」②> 研究チームは「殿様枕(とのさままくら)症候群(英語名=Shogun pillow syndrome)」という新しい病気の概念を提唱。何げない睡眠習慣が脳卒中のリスクになり得ることを認識し、予防につなげたいという。

<「殿様枕症候群」③> 研究チームは「殿様枕(とのさままくら)症候群(英語名=Shogun pillow syndrome)」という新しい病気の概念を提唱。何げない睡眠習慣が脳卒中のリスクになり得ることを認識し、予防につなげたいという。

<「殿様枕症候群」④> 枕が高いと首の屈曲につながるほか、寝返りなどで首が回るときに血管が傷つくことが考えられるという。さらに枕が硬いと発症との関連が強く、やわらかい枕だと緩和される傾向がみられた。

<慢性化するクスリ不足 ①> 日本製薬団体連合会の調査で、メーカーが全ての注文に応じられない「限定出荷」か「供給停止」となった薬は、1月末時点で4629品目に達した。処方薬全体の25.9%で、毎月調査を始めた昨年4月以降で最も高い水準となった。

<慢性化するクスリ不足 ②> こうした薬不足は、ジェネリック医薬品(後発薬)メーカーの不祥事が相次いだ3年ほど前から始まった。・・・鉄砲の「タマ(薬)」がなければ、医師とくに内科医は敵(病気)と闘えません。

<厚労省・医薬品の供給停止や出荷制限の情報、ウェブで公表> 「薬の供給不足は2020年末以降、ジェネリック医薬品メーカーによる不祥事が相次ぎ、業務停止命令などで生産量が減少したことが引き金となった」・・・結局は後発薬推進策が間違っていたのです

<慢性化するクスリ不足> ある調査では、メーカーが全ての注文に応じられない「限定出荷」か「供給停止」となった薬は、1月末時点で4629品目に達した。処方薬全体の25.9%で、毎月調査を始めた昨年4月以降で最も高い水準となった。薬不足は、後発薬メーカーの不祥事が相次いだ3年ほど前から始まった。

<それだけのことですが・・・> 毎年、佐藤(サトウ)さんから、イモ(里芋 サトイモ)を沢山送っていただきます。毎日のように「おでん」の具にして美味しくいただいております。

<「焼け石に水」?> 石川県の山中温泉の近くが実家の患者さんが通院されている。「実家は大丈夫でしたか」と訊くと「あの辺りは、マグマで熱くなった岩盤の上の地下水脈が熱せられて温泉が湧く場所なので、地盤は固いんです」との返事。

<立派な庭があるだけでも羨ましい ①> 石川県と富山県に実家のある方に、来院された際、現地の被災状況を尋ねた。二人とも「庭の灯篭が倒れました」との返事。きっと大きな庭があるのが当たり前の土地柄なんだろうなと想像を膨らませた。

<立派な庭があるだけでも羨ましい ②> 一人は「墓石も倒れました」とのことで、「おうちはお寺さんですか?」と思わず訊いてしまった。

<マスクをすれども手袋せず> 「貴重な文化財です」といいながら、古い書物を平気で素手で触る学芸員。先週放送の「ブラタモリ」の「金沢文庫」の学芸員もそうだった。イライラ、ハラハラして、話している内容がまったく頭に入らない。

<似て非なるもの>
「お届け物」「不届き者」「おとぼけ者」

<切り捨てごめん> スーパーに行って格安の牛肉を手に入れて家に帰った。つい口を衝(つ)いて出た言葉が「『切り落とし』でごめん」だった。

<この歳にして教えられる ①> 診察机のデスクトップのスクリーンセーバーには気に入った絵や写真を盛り沢山に入れている。その画面を見ていた画家の患者さん。「先生の絵の趣味はセンスがとてもいいですね」とお褒めの言葉。

<この歳にして教えられる ②> なんて答えていいかと思いながら黙っていると、「そういう時は、素直に『有難う』って答えるんですよ」と言われた。その言葉に「今まで、褒められたことがなかったもんですから」とすぐに切り返せばよかった。幾つになっても会話は難しい。

<福岡 横浜 大阪 兵庫> 高熱で来院した若いOL。検査の結果は新型コロナ。1週間の間に仕事で全国を飛び回ったので、どこで感染したかわからないという。ちなみに当院と本人の住居地は名古屋。確かに当地は、西へ東への移動の拠点としては便利だが、「どんだけ移動するねん」と心の中でツッコミ。

<インフルエンザ大流行で学級閉鎖続出> 「インフルエンザになったら 友達100人 うつるかな」の勢いです。ちなみに今シーズンは、年末にA型にかかり年明けにB型という「二度がかり」もチラホラ。

<たまたま正解だけど・・・> 患者さんに「内科系って意外と少ないんですよ。ところで皮膚科はどっち系と思いますか?」と尋ねてみた。「そりゃ外科系でしょ」と正解を即答されてしまった。「どうしてですか?」と訊くと「皮膚は外にあるから」との返事

<何をやっているか分からない>
「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」

<マスクをすれども手袋せず> 「貴重な文化財です」といいながら、古い書物を平気で素手で触る学芸員。先週放送の「ブラタモリ」の「金沢文庫」の学芸員もそうだった。イライラ、ハラハラして、話している内容がまったく頭に入らない。

<労(いたわ)り> 他人の痛みを感じること   

渡辺内科 2024.2.24


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