
バスが高速ではなく、一般道を走ったため、約1時間遅れで出雲大社に到着する。あれだけの大雪だったにも関わらず、出雲は不思議な事に殆ど雪がなかった。さすがは神々の故郷。これも大国主の命のご加護のおかげか。しかし、山陰の天気は移ろいやすく、滞在したほんの1時間の間にも日が射したり、雨がぱらぱら降ったりとめまぐるしく変わる。

これが新しくなった出雲大社の本殿。同じ式年遷宮といっても、伊勢神宮は別のところに建てるようだが、出雲大社の場合は、行ったん神様を別の場所にお移しして、本殿の屋根を吹き替えたり、修理をしたりするということで、場所が移るという訳ではないらしい。本殿の改修は終わったが、摂社・末社の改修は平成28年までかかるという。なお、この本殿は、国宝に指定されている。
色々と心配事も多いので、出雲の神様に、願をかけてきた。聞き届けてくれれば良いが。

ところで、かって「雲太、和二、京三」という言葉があったように、出雲大社は、かっては、東大寺大仏殿、京都御所の大極殿を押さえて、日本一高い建物だと言われていた。高さも現在の倍はあったという。これは伝説とも思われていたが、実際に心御柱が発掘され、言い伝えが正しいことが証明された。このマークが、心御柱の発掘された場所を表し、本殿の前に、合計4か所つけられている。
○関連過去記事
・道の駅布野(出雲大社へ初詣1)