今日は昼から、「日本経営システム学会講演会」というのを聴講して来た。場所は広島経済大学立町キャンパス。大学のキャンパスと言うと広い敷地を連想してしまうが、一つのビルの中のいくつかのフロアが大学の講義室などになっているのだ。最近は、社会人学生を呼び込むなどのため、市の中心地に分校のような形で大学が進出してくるケースを良く聞く。広島でも、大学本校はあまり交通の便の良くない場所にある場合が多いので、いくつかの大学が市の中心地にも進出してきている。
講演会のお題は次の3題。講師は、2名の大学関係者と1名の企業関係者だ。
1.公立美術館におけるサービスの質向上のための中長期的な運営効率性評価
単年度では、非効率と評価されかねない公立美術館もNDEAという手法を使えば、中長期的な観点から評価できる可能性がある。
2.感情指向型インターフェースを用いたネットワークコミュニケーションサービス
文章から情緒計算式を使って感情を抽出するという研究。意外な応用として「糖尿病治療支援システム」といったものがある。
3.サービスイノベーションのための情報の戦略的活用
NTTドコモでは、全社的BICC(Business Inteligence conpetensy Center)を組織し、情報の高度活用を推進している。
普段よく聴く講演会と比較して、かなりアカデミックな感じのものだったが、たまにはこのようなものも聴いて、知的好奇心を刺激することも必要だろう。しかし、この分野には、あまり詳しくないので、あまり理解できたとは言い難い。思い違いがあればご容赦願いたいものだ。
人気ブログランキング⇒
○姉妹ブログ
・時空の流離人
・本の宇宙