森に眠る魚角田 光代双葉社このアイテムの詳細を見る |
久しぶりに読むのに時間がかかった。
細切れ時間で読んでいたら、最初の登場人物たち(の紹介)を理解するのに、もう一度戻ったり、、、。
昔から世界文学は、カタカナの名前を覚えられなくて、巻頭にある図を見ながら読むことがあったけど、日本人の登場人物が覚えられないなんて、、、。
5人もだから多すぎて、、、かな。老化を感じた。
なかなかの力作。角田さんだな。
題材を追うだけでなく、角田さんの独特な持ち味(この人の本を読み始めた頃、ちょっとなじめなかった部分)が効いている。
それが、ちょっと疲れる。
この歳になると、いろいろわかる分、あえて目をそらして生き(のび)てきているら、、、ね。
アキヒトもANNで言ってたっけ、中高時代のひりつき感。
それと、ちょっと違うかもしれないけど、今の時代を生き抜いていかなければいけない若い人達って、たいへんだろうな。
もう一度、人生をやり直すことはしたくない。勘弁、ご勘弁。今で十分です。