私が居る理由

~私が今ここに居る理由を探して生きている・・・~ とは言ってみたが、書いていることは超カルい、日々の雑記帳。

「みんな力」を読んだ

2007-08-28 21:24:13 | 読んだ本
みんな力―ウェブを味方にする技術
新井 範子
東洋経済新報社

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硬すぎず、柔らかすぎず、結構ためになる本です。カタカナ言葉は苦手だけど。。。

・パラダイム・シフト
 ・フラット化 ・見える化 ・つながる化 ・「昔」化

・ウェブの場は、思いや意識だけの場。そこには肉体もないし、物理的な存在もない。
・今まで触れられなかったいろいろな人の思いを知ると、それは現実の行動にも大きな影響力を及ぼすだろう。
・ウェブは集合的意識、集合知の場だ。

・ウエブの中で一番大切になっていくのは「リスペクト」である。

あとがき
・愛された経験が土台となって自己肯定につながり、自分に対して自信を持つ経験が自己愛になる。
・消費行動によって自己愛を充足させて傷つかないようにしている。
・自己愛を何かしらで満たさなくては、自分が自分であるという確認ができなくなった社会だから。
・消費社会が進めば進むほど、サービスが「かゆいところに手が届く」ようになればなるほど、私たちは自分の暮らしには「選ぶ」という主体性しか与えられないことになる。
・選択するという自由はあっても、体験をゼロから作り上げるという主体的体験はどんどん失われているのではないだろうか。
・正常な自己愛は、自己肯定、自信から生まれてくると述べた。しかし、このようにお膳立てされた環境において、自信を持てる自分の経験とは何だろう。
・サービス化がますます進み自分では何もしなくてもすむようになったら、みんなが同じような経験をするようになり、われわれは結果として自分の経験を失っていく。
・自分は受け身でない。自分は参加していく。自分が作り上げていく。自分が主体だ。
・そこはデジタルな世界のなかではあるが、私たち一人ひとりにとっては自身を作り上げていく「場」でしかない。
・行動は基本的自由であり、そこにはお膳立てされたマニュアルはない。
・自分が必要とされている感覚も自分の居場所も確保してくれる。お仕着せの世界から脱却した自分だけの経験が作れるのだ。
・これこそがWeb2.0が一気に広まった理由であると、私は思う。
・インターネット上のデジタルな世界では、身体という物理的限界がない。身体がなく観念だけで作られている世界だからこそ、さらに情報は拡散していく。
・個体よいう概念がない世界だからこそ、「思い」や「気持ち」が主体となって作られていく世界なのである。
・現実の肉体という限界を離れ、時間や場所という束縛から自由になり、「思い」が作り上げる網の目の構造の世界は、もしかしたら人間が自分の主体性やアイデンティティを回復するために作り上げた場かもしれないと思う。
・自分を中心にして、世の中を作り上げていくために作り上げた場なのだろう。
・「私」が主役の場が出来たのだ。

「Little DJ」を読んだ

2007-08-28 20:20:56 | 読んだ本
Little DJ―小さな恋の物語
鬼塚 忠
ポプラ社

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昼休みに読んでいて、どんどん、どんどん読んでいて、もう時間だからやめようと思って、でも、あと少し、って読んでいたら、160ページを過ぎるあたりで涙が出た。よかった。一人で。

音楽によって救われ、音楽が人を繋ぎ、過去から未来へ、子供から親へと繋がる。

「ラストコンサートのテーマ」と「華麗なるレース/クイーン」の「愛にすべてを」が聴きたくなった。

この冬に神木隆之介くんで映画化になるんですね。イメージにぴったり。観なくては。
同じ事務所だけど、ポルノが映画の主題歌、っていうのは、、、ないな。。

「ホスピタルクラウン」を読んだ

2007-08-28 20:02:28 | 読んだ本
ホスピタルクラウン 病院に笑いを届ける道化師
大棟 耕介
サンクチュアリ出版

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実行している人の文章も、病室の子どもたちの写真もいい。
二度(我が子達が)入院した小児病院。
だから、少しだけ雰囲気がわかる。
「笑顔の連鎖」、「笑いの力」は、絶対にある。

「パッチ・アダムス」の本も読んでみたい。