M・吉田のブログ

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FF9ピュアプレイ外伝 ~ 27日目 ラスト

2006-03-01 23:59:59 | FF9ピュアプレイ外伝
現在のパーティは、ジタン、ビビ、エーコ、スタイナー。
本日は絶賛ネタバレ中ですので、未プレイの方は、ご注意を。

日記の1日目はこちらです。

いよいよDisc4枚目ですよ!




~~~これまでのあらすじ(長文)~~~

惑星「テラ」は、他の星を取り込み、長き時を生き続ける星であった。
その星の管理者であるガーランドは、今また力尽きようとする「テラ」を再生すべく、
青き星「ガイア」を、「テラ」に取り込もうとした。

だが、力の衰えたテラでは、逆にガイアに吸収されてしまう。
そこで、ガイアの魂をよどませ、テラの魂をなじませることで、
テラがガイアを吸収できるようにすべく、ガーランドは動いた。

ガイアの魂をよどませる…それには、戦争を起こすなど、強力な魂の動きが必要であった。
その目的を果たすべく、「クジャ」、そして「ジタン」は、ガーランドによって作られた。

だが、クジャは、自分が「作られたもの」であることを否定し、自己主張を始める。
そのうちクジャは、己の力に慢心し、ガーランドを裏切るようになる。
ガーランドを倒すことこそが、己の最大限の主張であると考えたのだ。

クジャはジタンを、幼少のうちにガイアに捨て、己もまたガーランドに対する力を探すべく、ガイアへと向かう。
そんなクジャの動きを知りつつも、ガーランドは、それもまた魂を淀ませることになると思い、黙認した。

しかし、そんなガーランドにも恐れているものがあった。
それは、強大な力を持つ「召喚獣」である。

ガーランドは、ガイアに召喚士の村が存在することを知ると、
その村、"マダイン・サリ"を破壊する。


このとき、ダガーはマダイン・サリから逃れ、アレクサンドリアに流れ着いたところを、
ブラネ女王に拾われ、ガーネット王女として育てられることとなる。
また、マダイン・サリに残っていた人々は、エーコを残して全滅してしまう。

その後、ガーランドの目を盗み、召喚士の生き残りの存在を知ったクジャは、ガーランドに対する力を手に入れるべく、
ダガー=ガーネットの中に存在する召喚獣を手に入れようとする。


クジャは、ブラネ女王を使い、多くの人々を巻き込んだ果てに、
遂に伝説の召喚獣「アレクサンダー」を手に入れる機会がおとずれた。
だが、これをガーランドに阻止されてしまい、その目論見が全て露見され、やむなく逃走する。

そして、次はエーコに目を付け、その召喚獣を奪おうとする。
だが、エーコとともにいたモーグリ「モグ」がその力を解放する。
その召喚獣「マディーン」の力はクジャには手が負えないほどであり、またしても敗走する。

だが、このとき、モーグリにさえ力を解放させた「トランス」の力に目を付け、
自らが「トランス」する機会を虎視眈々と狙っていたのだ。


そして今、トランスしたクジャは、ガーランドをも打ち負かした。
しかし、ガーランドによって作られた生命であるクジャは、
より優れた生命「ジタン」を使うまでの繋ぎ…
その魂の寿命は、尽きようとしていることを知らされる。

最大の力を得て、しかし滅びる運命を知ったクジャは狂気に取り付かれ、
己の居ない世界など意味がないと叫び、テラを破壊し、そして、今またガイアまでも破壊しようとしていた。

ジタンたちは、クジャを阻止すべく、飛空挺インビンシブルで、イーファの樹に向かう。
しかしそこは、ガーランドの魔力により、『記憶の場所』という空間が広がっていた。
それは、ジタンたちの記憶をが作り出した世界であった。

困惑するジタンに、ガーランドの声がかかる。
「全ての真実を知りたければ、先に進むが良い」と…。

真実がどうあれ、ジタンたちには先に進むのみである。
クジャを倒さねば、ガイアに未来は無い。




~~~記憶の場所・火のカオス~~~

…というのがFF9のストーリーだったんですなあ。
自分内でまとめのつもりで書いてみましたが、長文失礼いたしました。

いやあ、あのモグがシナリオに絡んでいるって言うのはスゴイが、
それはさておき。


ジタンたちの「記憶の場所」を進むと、
その先にはアレクサンドリアの街が広がる。
なんと!?最初の城下町に戻ってしまった!

これはハーゴンが見せる幻だな!
しまった、俺ルビスの守り取って来てないよ!取りに戻らなきゃ!
ヽ(`Д´)ノ ウワアアアアァァァァン!

パンデモニウムに続き、"2"のネタをここに持って来るとは…
まさに原点回帰だね!


だが、どうやらこの幻は、クイナ様には見えないらしい。

クイナ「何が起きてるアルか?
    ワタシにはさっぱり見えないアルよ?」

などと発言する。
どうやらこれはFF9スタート当初のアレクサンドリアであるらしい。
なるほど、クイナ様はそのときいなかったから、記憶に無いから、見えないってことか。


この辺りを進んでいると、突如ボスと戦闘。
むむっ、何の変哲もないところからボス戦だと!?



マリリス    ×1



どうやら、いつぞ2人パーティで進んでいたときに戦ったガーディアンが、
ジタンたちにリベンジをしにきたらしい。

以前戦ったカオスどもが、復活して襲い掛かってくる……
しかも何の変哲もない場所で戦闘になる、まさにFF1の原点回帰じゃないっすか!
まさにラストダンジョン!

だが、リッチはともかく、火のカオスであるマリリスとか、
もう、自動的に冷気が弱点と言ってるようなもんなので、ためブリザガで9000超えとか。
あっさり撃破。

だが、倒した瞬間に剣を投げつけてくる。
むむむ、最後っ屁ってやつですな。
とは言え、ちょうどケアルガ後だったので、みんな無事に撃破。
よかったよかった。


そういや、最後っ屁といえば、
ファミコンの「ゲゲゲの鬼太郎」(アクションゲーム)で、
後半のボスになると、ボスを倒した瞬間に、ボスの破片が飛び散ってきて、
それにぶつかるとミスになってしまう、っていうのがあったなあ。
超ムズかったぜ。

飛び散るってことがわかっているのに、何がそんなにムズイのかっていうと、
そう、マリオがクッパの後ろにある斧を取った瞬間の如く、
ボスを倒した瞬間に操作不可能になるからだ。たしか。

だから、ボスを倒す攻撃が当たる直前にジャンプとかしとかないと、
せっかく勝っても死んでしまい、死ぬと当然、ボスが復活するという激ムズゲームになっていた!!

そんなわけで、攻撃を防いでくれる「ぬりかべ」は
当時の子供たちの間で超人気キャラになってたよ!!

おそるべし、バンダイ…!




~~~記憶の場所・水のカオス~~~

そんなことを回想しつつ、先に進むと、
今度はダガーの、幼少の記憶のシーンが映し出される。
幼少のダガーは小舟に乗り、嵐の海の中を流されている。
マダイン・サリが破壊され、そこから逃れているシーンだ。

ジタン「ダガー、大変だ!小さい女の子が船で…
    船…あ、あれ?」

ジタン「…錯覚だよな、そうだよな…
    オレにはこんな記憶はないしな…
    ははは、ごめん、気にしにないでくれ」

これはダガーの記憶のはずだが、なぜかジタンにも見えている様子だ。
ん?どういうことだろうか。

プレイヤーもジタン同様に、訝っているところに、
ガーランドからの声がかかる。


ダガー「ジタン…それって錯覚じゃないわ」

ジタン「でも…どうして見えたんだ?
    ダガーしか知らないはずの記憶がオレに…」

ガーランド「おまえが見たのはおまえの記憶だ
      ガーネットの記憶ではない…」

ジタン「何言ってんだ!
    オレには、嵐の海の記憶なんてないぜ!」

ガーランド「まだ解らぬか…
      いずれ解るであろう…
      全てを受け入れれば、解るはずだ…」


なにやら意味深なセリフを言うガーランド。
…なんだろうか。凄い嫌な予感がするぜ。特に、
「真実を知りたければ…」「全てを受け入れれば…」
というくだりが気になる。

この、見覚えのないシーンを見たジタンは、
自分では何がなんだかわからない様子ではあるものの、
同時に、少なからず動揺しているといった風であった。


考えてみると…
ダガー=ガーネットの記憶がここにある。
ジタンには、それが見えている。

そして、ジタンはガーランドによって作り出された、
ガイアを混沌に導くために作られた生命体であるのだ。
ということは…

もしや、ダガーやエーコの故郷マダイン・サリ」を滅ぼしたのはジタンだったのではないか?
だからこそ、この記憶が見えるのではないか…!?

理性では覚えていないが、薄っすらと残った記憶が、ジタンを動揺させているのであろう。
敵だと思っていたガーランド、そしてクジャ。それには違いは無い。
だが、実際に滅ぼしたのがジタンだったとしたら?
唐突なことではあるが、可能性は十分にある。
果たして、真実は…。

そして、これはどのような結末を迎えることになるのか。
なんだか興奮してまいりましたよ、この展開には!



と思っているところに、敵出現。



クラーケン   ×1



水のカオスですね。まあ、サクサクと「ためサンダガ」で9999ダメージ。
途中から、ただのサンダガでも6000近く当たることに気付き、
こっちの方がダメージ効率いいじゃん!ということで路線変更。

しかし、



クラーケン>足>スタイナー  3216ダメージ



ただの物理攻撃がとんでもなくイタイ。
くっ、クラーケンは通常攻撃が一番キツイのも、これまた原点回帰なのかッ…!?

前列にいるスタイナーが危険なので、「プロテス」を切らさぬようにする。
うーん、こういうときこそ、前列・後列の差が出るなあ…ダメージ半減は絶大だ。
ジタンも後列でよかったぜ。


いやーしかし、通常攻撃が痛いのは別に良いんですが、
この、クラーケンのアニメーションがですね。


のそ~っと近づいてきて、「ペチッ」と足を当てて3000ダメージとか、
すごい異様なありさまなんですが。

このモーション作った人にある種のセンスを感じる。

だがこの戦い、今さらのごとく「すみ」とか使ってきて、
「暗闇回避の術」なんて長いこと付けてなかったので暗闇になったりして、回復が必要だったり、
敵の「ウォータガ」を、ビビとエーコの「いつでもリフレク」が跳ね返してしまい、
2、3ターンに1度くらいのペースで3000ほど回復されるなどしたため、
とにかく長丁場になった。

クラーケン…地味に強いボスであった。




~~~記憶の場所・風のカオス~~~

さて、クラーケン戦でうっかり忘れかけていたが、
そうだ、ジタンたちは、重要な記憶を辿っている最中であった。
そう、何故、ダガーの記憶がジタンに見えるのか、それが最大の謎。

もしかしたら、ジタンこそが、ガイアの破壊者であったのかも知れない…。
これから、いかなる真実を見せ付けられようとしているのか。



だが、その後に見たものは

「ガイアが海だけだった頃の時代」

だったり、

「ガイアが宇宙に誕生したばかりの、火の玉のような星であった頃」

だったりする。
意表の突き具合が、先ほどとは比べ物にならない。
どういうこっちゃ。

これ、ジタンだけが見えるのかと思いきや、


ジタン「テラで生まれたこのオレに、
    知らない星の記憶がある…」
ビビ「ボクも知ってるよ
   海だったんだよ、ガイアは昔」
フライヤ「私も知っているような感じがするが…
     おぬしらも同じなのじゃな…」
スタイナー「月のようでもあるが、
      何か違うようであるな…」


などと、他のキャラたちも見えている様子であり、
さらにジタンのセリフ。


ジタン(だとすると…
    全ての存在は元々ひとつだった、ということなのか?


突然、話がアヤシイ方向に。

ちょ、ちょっと待ちたまえよ、君!
いくらなんでも、なんでそういう発想になるんだッ!?

せっかく今、何故ジタンがダガーの記憶を見ることができるのかとか、
ストーリーの最後の最後で、大どんでん返しでも来るのかと思っていたが、
なんか坂口マジック発生の予兆!



その後、さらに復活したカオスと戦闘。



ティアマット    ×1



こいつは、戦闘開始早々、



ティアマット>力吸収>ジタン


ティアマット>魔力吸収>ビビ



などなど、こちらのステータスを下げる独自攻撃を連発する。
むむ、これは後半戦ヤバイ気がする…!


と思っていたら、吸収だけしてロクに攻撃しないまま終了。
えええええええ。

あんまりにも攻撃しなくてケアルガ不要だったので、
エーコまで「ホーリー」で攻撃してしまいましたよ。


その後、土のカオスリッチとも戦ったが、
これはさらに書くほどのことがないので省略。


ジタンたちは、星…ガイアの誕生を見たあと、
さらに歩みを進め、ガーランドが語る「真実」へと進む。
ガイアの誕生より、さらに前の時代を見るのだ。




~~~記憶の場所・真っ黒な空間~~~

床も、天井も、壁も、何も無い。
文字通り、真っ黒な空間を歩くジタンたち。

ガーランド「もはや、お前たちの親しんだ大地、宇宙はない…
      あとは起源への記憶への頼りに進むだけだ…」

すごい展開になってきました。

ジタン「ガーランド、教えてくれ!
    記憶とは一体何なんだ?
    なんで他人の、なぜ生まれる前の…
    そして、どうしてはるか彼方の記憶があるんだ?」

つーかそれ、FF9のテーマだったっけ?なんでそんな重大そうに扱うんだ。
むしろそれ、Disc4から言い始めたことじゃなかったっけ?

いや、この「記憶」の件さっきは一瞬重大なことかと思ったが、
先ほど予想した、ジタンがダガーの過去に干渉とかまったく無かったし。
それなら真実とか別にどうでもいいんじゃないか。
なぜ突然真実を究明しだす。

そんなプレイヤーの思考を知ってか知らずか、
ガーランドは大仰に答える。


ガーランド「多くの者は、自らが生を受けてから、
      現在に至るまでの体験に基づくものだけを記憶だと考えているようだ…
      しかし、それは表面的なものでしかない。
      
      (中略)
      
      次の一瞬の記憶が、全ての人、全ての物の記憶…
      記憶の上に進化は成り立つ、と言ってもいいだろう。

      しかし、ほとんどの存在が、記憶に対する理解ができていない。
      他人の記憶を見ることができない者がいたのは、
      その時点で理解がなかったということだ。



M・吉田の脳の処理速度を超えた!


星が生まれてからの全ての記憶は、誰でも見ることが出来るみたいなことを言っている。
それって、遺伝情報の話みたいなこと言ってる?と思いきや、どうやら違うっぽい。
たしかに全ての事象が記憶されるということや、記憶が継承されるとかまではいいが、
その継承というのが、一つのルートで伝わるのはわかるが、途中で枝分かれとかしたら、
分かれたもう一方の記憶は、それより後ろに継承されるようなことは無いんじゃないの?
それがそもそも自分と他人の違いであるだろうし、記憶が無いのは当然と思うし…
つーか、それなら何でさっきクイナ様は、アレクサンドリアが見えなかったのか?
その時点で理解がなかったから?じゃあ何故、そのあと突然見られるようになったのか…。
それに記憶が得られるんだとしたら、たとえば今ジタンがクイナ様の記憶を見られるのかとか
たとえば現実世界でいうなら他人のクレジットカード番号見たりすることも出来るということかとか
この戦いが終わったあとに記憶を探ったりしたらとんでもないことになるんじゃないかとか

無理です。

坂口マジックは理解しようと思っても理解できないので、
――そのうちM・吉田は考えるのをやめた。


考えるのをやめたところに、
ガーランドは、最後のセリフを口にする。


ジタン「…で、記憶をさかのぼっていった先には何があるっていうんだ?」

ガーランド「全ての命を、全ての記憶をつかさどる存在…
      それがクリスタルなのだ。


クリスタル…!


原点回帰…ここに来て、その言葉が…!


って今さら言われてもなあ。


今まで、ご都合主義や突拍子の無い展開があったわけだが、
ソレはなんと言うか、ストーリーを進ませるために止む無くしたことだと思ったが…
ここまで壮大なブッ飛び方はないだろ。

ひょっとして、これまで意外すぎる展開で引っ張ってきたのは、
このときのために耐性を付けるためだったのかッ…!?




~~~クリスタルワールド・失敗~~~

長かった「記憶の場所」を突破した先には、それとは全く別の世界が広がった。
見渡す限りクリスタルの世界「クリスタルワールド」。
BGMは、FF3の"クリスタルルーム"で流れていた曲だ。
うむ…、壮観だぜ。

この先に待つであろうクジャを倒すため、クリスタルワールドの奥に進む。
その際、思わずアナログスティックを倒し間違えてまた真っ暗な空間に逆戻りしたが、
無事に戻ってこれた。
よかった。


クリスタルワールドの深部まで進むと、
なにやら、記憶の場所入口で見たのと同じ、光球がある。
いかにもラスボス前セーブといった感じだぜ。

光球に触れると、以下のようなメニューが出てきた。


→セーブ
 テント
 パーティ変更
 テレポート
 キャンセル


ん?「テレポート」?
なんだこりゃ、と思わず選んでしまった。


すると、ダンジョンの入口までテレポート。
(´Д`;)

ふりだしに戻りました。


いや、考えてみたら当然の動作だったかも知れないんだッ…!
真っ暗な空間に行って、戻ってきたらココだったから、ハマリ防止用なんだろう…!
あまりの事態で思考停止してたとか、そんな言い訳はしないッ…!

ゲームをやってて、これほど自分を呪ったことはなかったと思う。



みんなはマネしちゃダメだぞ☆(しない)



つづく…!



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