ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

ウェアラブル・イコライザーをつけてみた

2020年11月09日 07時28分22秒 | 健康
 音には色々な周波数成分が含まれている。それの違いが音色になったりする。音響機器のイコライザーはその成分を強くしたり弱くすることが出来る。下の画像はテレビのイコライザー。爺なので高音を強調してるけど聞きやすさという点では気休めみたいなもんだ。


テレビのイコライザー


 ウェアラブル・イコライザーってのは俺の造語で実は補聴器のことだ。補聴器じゃぁ爺臭すぎる。日常生活での聞き取りは殆ど支障はないけどテレビから出て来る音が聞き取れないことがある。特にドラマ。それと歳をとった人の声はくぐもっていて聞き取りにくい。例えば大御所お笑い芸人の声が聞きにくい。歌手みたいにボイストレーニングでもすれば良いのになと思う。兎に角テレビの音量を上げないといけないんだけど耳が良い人にとってはうるさいわけだ。そこで音量があまり大きくならないうちに補聴器、じゃなかったウェアラブル・イコライザーってのを使うことにした。

 これの基本的な役割は音そのものを大きくすることだ。でもそれだけではダメだ。大昔のだと茶碗をテーブルに置いた時に大きな衝撃音がしたので折角買っても使わずじまいの人が多かった。今はそういうのが改善されている。それとただ音を大きくするのではなく聞こえにくい周波数の部分を選んで大きくしてる。そんなこんなで補聴器はウェアラブル・イコライザーってわけだ。

 強弱設定は自分で出来る。小さな補聴器の何処にボタンだのダイヤルなんてのがあるのかというと、そういうのは無い。そこで登場するのがスマホ。だけどさ、補聴器ってのは概ね爺婆が使うものだ。なのに爺婆が一番苦手なスマホだのパソコンで設定するってのが根本的におかしい、というより何時までも「 私そういうの苦手だから分かんな~い 」なんて言ってらんない時代なんだな。春にガラケーからスマホにしといて良かったよ。そうでないと一々店員から「そうですか、スマホはお持ちでなかったですか」などと言われたんだろうな。下の画像は補聴器の設定画面で中音域と高音域の音を強くするような設定である。


補聴器の設定画面@スマホ


 補聴器をつけたのでテレビのイコライザーの設定をフラットにした。


現在のテレビ設定






「 テレビの音が大きい 」
「 じゃぁ耳栓すればいいだろ 」


 こんな険悪な会話をしたことがある。テレビ見るためだけならヨメが耳栓もしくはそれに近い物をすれば済みそうな気がする。そうすれば耳栓なら百均で110円。例えば5人家族で爺さんだけ耳が遠い場合でも440円でテレビの音量問題は解決、かな。





 アメリカの大統領選はバイデンに決まった。候補者は2人共70を超えているのに補聴器はしてないっぽい。日本の国会中継をたまたま見たんだけどここでも補聴器をしてる人が見当たらない。皆耳が良いのかな。少し前に歌手の松崎しげるが補聴器してるって知った時は驚いた。目立たないから気づかないだけなのかな。耳栓みたいに外に出ないタイプのもあるし。
コメント
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