ボッケニャンドリの思ったこと

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大川萵苣(オオカワヂシャ)らしきのが、と通報

2020年11月26日 08時09分09秒 | 植物、植物っぽい物

大川萵苣(オオカワヂシャ)


 千曲川の河原を歩いていたらもう冬が近づいてるというのに花が咲いていた。家でヨメに写真を見せたけどヨメは何の花か分からない。花はオオイヌノフグリに似ている。一応その写真を載せたけど比較用としては今ひとつ。


オオイヌノフグリ


 色々と検索してるうちにオオカワヂシャとかカワヂシャってのが出てきた。花の色などからオオカワヂシャの可能性が高かった。今度はオオカワヂシャで検索したら特定外来生物だとあった。在来種のカワヂシャとの雑種を作ってしまうのが困る点だ。国土交通省にオオカワヂシャの生態的特徴と対策手法なんてのがあった。佐久市にも平成26年の調査があって千曲川では飯山市から小諸市までが調査されている。最も上流の確認地点は上田市の古舟橋であり、佐久市内では確認されていないとあった。確認してないってのなら通報の価値はありそうなので見つけた翌日に市役所に電話。かくかくしかじかで案内することになった。後で聞いたらオオカワヂシャの初通報だったらしいけどそんな植物に遭遇するとはねぇ。植物に詳しい人だとカワジシャが咲いてるなくらいでスルー、雑草だと思う人なら尚更スルー。

 花を見た時は種類だけ分かればと思ってたので場所はおぼろ。でも直ぐ見つかって良かった。近くにもう1株あった。株の大きさは洗面器くらい。砂地にへばりつくように生えていた。


最初に見つけた株


見つかったのはこれだけなので市の職員と一緒にその場で抜いてゴミ袋に入れて持ち帰った。まだ数が少ないだけに今なら根絶可能だ。処分には気を使わないといけない。抜いてその辺に投げ捨てるのは勿論ダメ。種が散らばるようだと何やってるのか分からない。それと厳密に言うと生きたまま運ぶのは許可が居るそうだ。なのでもう少し観察してみたいと思って葉を貰おうとしたらダメだった。





 花がオオイヌノフグリに似てる。市役所の人は近い種類かもと言う。ウィキペディアで比べたら分類は全て同じだった。思ってたよりずっと似てた。まぁそれは兎も角来年は在来種である『オオ』のつかないカワジシャの花が咲いてるところを見てみたい。

2種の分類は同じ
植物界 Plantae
階級なし被子植物 angiosperms
階級なし真正双子葉類 eudicots
階級なしキク類 asterids
階級なしシソ類 lamiids
シソ目 Lamiales
オオバコ科 Plantaginaceae
クワガタソウ属 Veronica
コメント
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