親指の先を包丁でちょこっと切っちゃった。力を入れれば少し痛いし何より折角止まった血がまた出そうなのでクイミングは中止。ヨメはビレイくらい出来るだろってお冠だけど自分だってジムに行った時に皮を剥いている。登りたかったら他を当たってくれと突き放す。
こんな時くらいは休むってもんだ。そこで近所の低山をブラブラ。低山と行っても佐久は一番低い所でも標高600~700mもある。だから低そうな山でも山頂は1000mくらいあるからそんなに低いってわけでもない。
●ヨメ「熊は尾根を歩かないよ」
行った山は横長なのである程度登るとほぼ平な尾根歩き。ここのところ熊が出たのでちと嫌な感じなんだけどヨメは熊は尾根を歩かないから大丈夫だと言う。しかしそれは大きな勘違いなんだけど、その勘違いにもほどがある。
確かに熊と尾根の話は罠をかけてる人から聞いた。だけどそれは熊は尾根を歩くけどそこに罠はしかけないという話。熊は尾根を歩くのだ。何故そこに罠を仕掛けないかというと、罠にかかった熊を麓まで下ろすのが大変だからだ。同様に沢など道の下にもかけない。勿論道まで引き上げるのが大変だからだ。
車を置いた所から5分ほど歩いたらそこに熊用の罠らしき物があった。といってもここは軽トラなら登ってこられる場所。この前話をした人が仕掛けたのかもしれないけどここに熊が出て来る可能性があるってことだ。
●参道は山道
山頂近くには神社がある。集落との標高差は200mくらいなんだけどどうやってこんな高い所に建てたんだろ。ピラミッドの謎じゃないけど柱などの建材はヘリコプターで運んだのか。だけど木が沢山あるから人が担いでかな。もしくは馬か。
麓から30分歩いた所に神社
それとこの石灯籠はどうなんだろ、これは苦行の1つだと思いながら1人で運んだのか、それとも数人でかな。
●七竈(ナナカマド)
所々にオレンジ色
葉の中に所々オレンジ色をしたのが見えた。紅葉なのか実なのか分からなかったけど何となくナナカマドが頭に浮かんだ。ナナカマドと言えば××岳なんていうちょっと高い山に登る途中で見かける木だ。それが人家の裏山にあった。鳥が種を運んで来たのかな。
これからもっと赤くなるみたい
●鬼灯(ホオズキ)
鬼灯(ホオズキ)
ホオズキと言ったら祭りの縁日。だから山の中で見ても誰かがわざわざ植えたんじゃないのかなと思ってしまう。全体の様子を見ててピーマンの親戚かなと思ったらナス科だった。
●その他
水引(ミズヒキ)の開花
少し前、ミズヒキの開花を探してたけどこの山にはミズヒキが沢山あった。時期的な事だと思うけど開花もそれほど珍しくなかった。
この黄色い花を見た時、ヨメは名前を忘れてたので写真を撮れと言った。
黄花秋桐(キバナアキギリ)
山の中でゲンノショウコがあるのが分かるようになったとシミジミ。
現の証拠(ゲンノショウコ)