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ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

エンタシス@法隆寺

2006年11月12日 08時37分22秒 | 鉄道
エンタシス形式の柱

 奈良の宿泊地はヨメ友達宅。森関係の公務員でいわゆる転勤族である。今回奈良に来ようと思った時、そういえば今年の夏から奈良に転勤したというのを思い出して泊めて貰うことにした。

 翌朝はその家族と一緒に法隆寺を回った。その人達も奈良に来たばかりでまだ何も見てないそうだ。エンタシスというのはヨメ友達のダンナから聞いた。法隆寺の中にそんな柱があったとは全然知らなかった。ただコンパクトカメラで建造物を撮った場合、レンズ歪みがあるのでエンタシスなのか歪んでるのか判らない場合があるけど、この写真はまぁまぁ柱のカーブは撮れている。

 エンタシスっていえばギリシャ神殿の柱。均等な太さでは中央部が細く見えてしまうのでそれを防ぐ建築技法。そういうのが遠く日本に伝わってたとはねぇ。でももしかしたらそれとは全く関係なく日本で考え出されたのかも。

卍崩しの高欄

2006年11月10日 08時47分13秒 | 鉄道
卍崩しの高欄

 修学旅行では法隆寺の記憶は少ないが、この格子だけは歴史などに極めて詳しい同級生のお陰で知ってたし、見た記憶も残っている。そんな事もあってうちの家の手摺の格子はこの卍崩しの高欄を真似て作ったもの。

 なので今回本物を見にやってきた。でも格子の写真は思いのほか小さかったのでちょっとガッカリ。というか格子を見に来たのにクローズアップ写真を撮ってなかったのだ。

 この格子の模様は五重塔の隣にある金堂も同じだ。寺によって格子は色々なのでそういうものかと尋ねるとそれは時代によるものだという。これは飛鳥時代の建物の特徴だそうだ。なので近くの建物でも平安の頃のは全く違う、というよりこっちはありきたりの組み方だ。

平安の頃に建築された建物の高欄@法隆寺

 この格子を建築屋に説明するために書いてると卍崩しというよりは唐草模様の一種のように見えた、というよりラーメン丼の模様だ。なのでうちのベランダを見て中華街のようだとかラーメン屋のようだという口の悪い奴が必ず居るだろうと思ったら、見るなり言ったのが2人居た。

備忘録
時代名始まり(西暦)期間(年)
飛鳥592118
奈良71074
平安784408
鎌倉1192142

法隆寺

2006年11月09日 08時50分18秒 | 鉄道
法隆寺

 法隆寺には中学、高校と2度の修学旅行で来ているはずだ。はずだというのは、1度しか記憶に無いからだ。修学とはいえ記憶に残っているのは旅館での枕投げくらいという極めて低レベルな生徒なんだか仕方ないか。とはいうもののこれだけの寺などをまるでトイレ休憩かのような1つあたり15分とか30分程度で見て済まそうというパック旅行的企画は大嫌い。特に当時はバスに乗ると直ぐに酔ったので嫌で嫌で仕方が無かった。

 今回の旅行で見たかったのは(1)ビリケンさん、(2)卍崩しの高欄、(3)明日香村の石像物の3つ。(1)と(2)は1日で済むと思ってたがビリケンさん見学で時間を取られたので法隆寺は2日目になってしまった。しかしこの法隆寺も予想以上に時間を取られてしまったのだ。それは長い行列などのせいではなく興味をそそるものが沢山あったからだ。だけどその全てを見るには時間は少な過ぎた。こういうのは人が居ない時期に出直した方が良さそうだ。

 ウン10年ぶりに法隆寺に来て感じたのは一言、広い。こんなに広かったんだ、と初めて気が付いた。ちょっと早目に来たので人もまだ少なかったのでその広々とした空間がとても良かった。しかし昼頃には旗を持った添乗員を先頭にした行列なども現れて騒々しくなった。ところで奈良県に多い柿はこの辺りでは目に入らなかったけど鐘の音を聞いたので嬉しかった。

法隆寺はこっちじゃないよ

2006年11月08日 08時00分54秒 | 鉄道
法隆寺近くの道に埋め込まれていた標識

 法隆寺近くの道にこんな標識が埋め込まれていた。書いてある距離はまぁこんなもんだ。だけどさ、方角は全く違うよ。寺は指してる矢印と真反対の方角にある。何故こんな事になったのか、経緯を関西風でプロファイリングしてみた。

「 大将 ! この地図全然違ってますわ 」
「 ん? なんだいこら、真反対やないか、ほんまかなわんなぁ 」
「 市役所(仮の発注元)に連絡してみまっか 」
「 よせよせ止めときぃな。それよか早埋め込まんか 」
「 でも観光客の人、迷子になりませんかね 」
「 なるわけないやろ、目の前に見えてるんやさかい 」
「 でもこんなん作っちゃって税金の無駄使いちゃいますか 」
「 何言うてるんや、奈良市には37万人も人がいてるんや 」
「 それがどうかしましたか 」
「 1人当りにしたら1円にもならんわ 」
「 そんなもんですか 」
「 それにもう一度発注されればうちにとっては儲け話や 」
「 ・・・・・ 」
「 それにな、こういうの見つけて何処かのアホがブログに書きよるんや 」
「 それがどないなりますねん 」
「 それを見て誰かが来ればそれも奈良のためや 」
「 なるほどそこまで考えてはるんですなぁ 」
「 当たり前や、お前も詰まらんこと気にするな 」
「 でもそんなブログ誰が見てるんやろか 」
「 知るか 」

ビリケンさん

2006年11月07日 08時44分16秒 | 鉄道
ビリケンさん

 今回の旅行の目的の1つがビリケンさん。これが通天閣の中にある。このビリケンさんの存在を知ったのが去年の今頃。東京の渋谷に来たのをTVでやっていた。変った顔だけど大阪のイメージって感じがした。そしてこれは何かに似てる、とピンと来て何時かは見ようと思ってた。何に似てるのかってのはまた後で。

 しかしその名前を忘れてしまった。えびすさんだったかな、えべっさんだったかな、と思ったがどうもちょっと違う。検索してもそれらしき絵が出て来ない。そこでものは試しと大阪人ブロガーのいさたさんに聞いてようやく分った。一発回答。

こうやって足の裏を撫でると幸運が来るらしい

 ビリケンさんは見るだけなので大阪には昼食も含めて滞在時間は2時間程度を予定していた。だけど連休や通天閣50周年記念が重なり大阪を出た頃はもう暗くなり始めてた。3連休恐るべし。

満月夫婦緑乗車券

2006年11月06日 08時57分47秒 | 鉄道
 フルムーン夫婦グリーンパスを無理矢理漢字にしたらこんなだろうか。夫婦の年齢を足して88歳以上になったら5日間 ( 他に7日と12日がある ) これを使って新幹線やグリーン車乗り放題の切符である。この88ってのが曲者で、かなり高齢な感じがするがそうでもない。え? うちって来年じゃんとかもう過ぎてるよ、なんて人はけっこう多いに違いない。俺も駅構内の広告を見てえ゛っ、今年じゃんって思ったくちである。なんたって最初に見たCMは上原謙と高峰三枝子が夫婦役となってたからだ。定年間近か定年後の話って印象をずっと持っていた。

 この切符は万能ではなく一部乗れない電車がある。例えば新幹線ののぞみである。この切符ででかけるのは2度目だけど、数年前はのぞみなんてのは日に数本しかなかった。なのでそんな重大な制限とは思わなかったけど今回はそうでもなかった。何時の間にかひかりは殆ど無くなってのぞみばっかしになっていたのだ。

多くののぞみは要らない

 これでまず予定が狂い始めた。出かける当日、何時もより黄色信号に掴まるなぁと思いながら普段だったら突っ切るところも旅行初日だからと余裕かましてたけど、やや嫌な予感がしたがその前兆だったのかもしれない。しかもヨメが調べた東京行きの新幹線、駅に行ったらそういう電車はありません、と。駅の窓口にあるポケットに入るような時刻表、というより何と賞味期限を1年も過ぎてる時刻表で探してたのである。というわけでヨメの賞味期限切れ問題は冷蔵庫だけでなくこんな所にもあったのだ。

巨大花火は間近で見るべし

2005年09月11日 17時01分55秒 | 鉄道
片貝花火大会周辺の地図 左上の赤丸印のところが発射台のある辺り 地図はマピオンより拝借

 毎年9月9日と10日に行われる片貝の花火を見てきた。片貝まつり迎賓館で一応調べてったけど、準備不足だったなぁ。もともと日帰り予定だったので車は会場から少し離れたところに置いて、そこから歩こうかと思ってた。それはそれとして、まずは会場の場所を把握するんだけど、A地点でいきなり渋滞に遭遇。こんな時の行動はワンパターン、迷わず田んぼの中の道に入った。

 するとB地点に先客が居た。毎年来てるというその人の話を参考にしてここで見ることにした。というのも赤い線で示したように会場に行く道は渋滞で動かない様子が見えちゃったからだ。実際には少しずつ動いてるんだけど、会場から出る時の事を考えると会場入りはやめた。車は帰りの事を考えてこのように止めた方が良いと言われてこう止めた。この辺りも見物する車が列になったのでこの止め方にしといて良かった。偶然にも花火打ち上げ場所が真正面になった。

 そこには夕方の5時少し前に着いたけど、まずしくじったのが食料品を買いそびれたことだった。まだ始まらないからボチボチ歩いて買いに行こうと思ったら運悪く雨が降り始めた。花火大会は決行されたけど、この雨は夜の10時まで降り続いた。7時半頃、ようやく花火が打ちあがった。でも外は雨。車の中から見るしかない。



 夜8時になり雨も小止みになったので車を置いて買出しにと会場近くまで行くことにした。途中の駐在所で一番近い食料品店は何処か尋ねたが、皆閉まってると言われた。書入れ時なのに本当かなぁと思って歩いて行くと何件も店は開いてたよ。それでも縁日があるところまで行ってお好み焼きやらタコ焼きを買った。本当はビールが欲しいところであるが日帰りモードなので我慢。

 丁度縁日の屋台がある辺りに居た頃、3尺玉が打ち上げられたのが良かった。尺玉と比べて思ったよりは広がらないけどさすがに音はでかいねぇ。花火は音の迫力も大事。今調べたら10日の夜の三尺玉はこの1発だけ。行き当たりばったりなのにこういう運だけは良かった。

 帰宅は深夜1時半。これを思うと日帰りというのは何をとっても良い事はあまりないなぁ。4尺玉と思われる最後のやつは車のところで見たので今一つだった。やはり花火、特に3尺玉とか4尺玉の巨大さを実感するには間近で見るしかないなぁ。