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日本国さん、借金のご利用は計画的にね

2007年12月24日 22時57分30秒 | 社会派Longming
平成20年度の予算案の政府案が決まりました。これから通常国会(といっても臨時国会が終わってないのでまだまだ先になりますが)で審議入りするものです。

予算総額は83兆613億円。僕が学生だった頃は70兆台だった気がするから80兆ってすごいお金。

でも、80兆もお金が入ってくるわけではなく、25兆円を国債でまかなうと言うものになってます。国債依存度は30.5%。だから実質的に国が自分で稼ぐ(といっても税金だから自分が何かするわけではない)お金は55兆円。

さて、80兆も何にお金がかかるのか?80兆のうち、20兆は国債償還に当てられるもの。つまり、25%は借金返済なのです。借金を返すのに借金をしている状態。自転車操業です。

もうさ、80兆の予算組んでも借金しなきゃいけないとなったら、最初から組まなきゃいいんだよ。55兆稼いで20兆を借金返済に充てるんだから残りは35兆円。これで1年間やりくりするしかないでしょう。80兆円からすると予算規模は半分以下。でもやらなきゃいけないわけだ。

まずは、役人の給料ね。どっかに出てたけど、役人が民間人よりも給料高いのはダメ。ろくに仕事もしてないんだから。もちろん、警察とか消防とか教師とか、そういう実務的な社会インフラ的なほぼサービス業となってる人たちの給料は別。そういう人たちは除外して。

一番腹立たしいのは、事務次官というやつら。接待漬けなんでしょ?どうせ。むちゃくちゃな施策を通したって責任取らない割には年収は軽く2000万を超えるらしいね。身分が保証されてるのに高給取りというのは許せん。

とりあえず、予算規模は半分以下になったので、公務員の給料は半分以下にすること。だって、会社の業績が悪くなったら給料が下がるのが一般的な会社のルールだから。年収が半分になったら生活できない?じゃあお金を借りるしかないよね。一般の人たちなんか、そういう人もいるんだから。日々の暮らしがどんだけ大変なのか身にしみて分かるだろうよ。

そして、地方も、交付税は期待できないと思って、自分のところの税収で何とかしなきゃいけない。身の丈にあったサービスをやるしかないと思う。もちろん、ホントに過疎が進んじゃって、住民税自体も均等割り分しか入ってこないような自治体では、県とか国とかが何とかしなきゃいけないと思うから、そこだけは明確なルール付けができるような制度が必要ね。

今、法人税を一部について地方に回す案があります。コレには東京、大阪などの大都市は反対してましたが、会社が業績を上げるには、消費者あってのこと。消費者は日本全国にいるわけで、法人税はたまたま所在地がそこにあるから納めてるだけに過ぎない。だから地方に再分配するのは当たり前だと思う。だって、東京にある会社に働いてる人たちは東京都だけに住んでるわけじゃないし。千葉とか神奈川に住んでて生活してるわけでしょ?もちろん、住民税は住んでる地域に落ちるけれど、社会インフラとしては地方に還元する理屈は通ると思う。

そういえば、政府は国債のバラマキ先に個人向け国債を当て込んでるということです。自分たちの国の借金を自分たちで支払うって言うのもすごくおかしな話だけれど。

ちなみに、今、ちまたでは割賦販売とか消費者金融とかで安易にお金を貸しすぎて過剰融資になっているというのが問題になったので、「総量規制」という規制の導入が検討されています。業界の自主ルールでは年収の3割を超える借金は認められないと言うこと。国の予算では収入が55兆で借金返済が20兆。3割は超えてますね。もう国はお金を借りられなくなってるんですけど。

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