Long Ming Diary ~I'll show you myself honestly~

イルミネーションが街を彩ります。このblogは幅広い話題で彩りますよ

中国製品が大変なことになってますね

2007年06月10日 22時51分32秒 | つれづれ日記
パナマで風邪薬のシロップを飲んだ人がバッタバッタと亡くなった事例があり、それがシロップに入っていたジエチレングリコールという成分が起こした中毒死だったということがありました。問題はこのシロップを作るためにパナマが輸入した原料が実は中国からのもので、意図的に混ぜられていたらしいという話が出てきました。

ジエチレングリコールというのは、粘性のある液体状の薬物で、「グリコール」という名前が示すとおり若干の甘みがあるらしいのです。身近なところだと、車の不凍液に入っているらしい。

ま、一般市民にはそもそもわかんないし、ましてや、成分を偽って混入していた場合にはなんともなりません。

その事例もあり、アメリカ食品医薬品局FDAは、中国製の練り歯磨きにジエチレングリコールが入っていたので、一般市民に製品の破棄を命じたというニュースが流れてます。

シンガポールでも同じようなことが起こっているらしい。

すげーこえー話ですな。

北京に半年住んでたとき、僕は歯磨きってどうしてたかなぁと思い出してみたのですが、正直思い出せない・・・

おそらく、日本から持っていった歯磨き粉がなくならずに使えてたような気がします。

でも、それ以外にも口にしたものっていっぱいありますもんね。

正直、毒物を食べていた可能性がまったく否定できないでしょうね。住んでいた当時に言われたのは、安い酒だけは飲むなと。戦後の日本じゃないけれど、安い酒にはメチルアルコールが入っているだとか、それ以外にも不純物がいっぱい入っているだとか言われてました。根拠はなかったですけれど。

思い出してみて、日用品で向こうで使ってた現地製のものって、食器用洗剤、衣料用洗剤、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ティッシュくらいかな。

そういえば、今日のニュースで出てましたが、紙ナプキンなんかも危ないらしいね。

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 食品の安全性に対する信頼が揺らいでいる中国で、レストランの紙ナプキン、つまようじなどに潜む様々な病原菌が健康を脅かしていることが分かった。

 中国の有力紙「南方週末」が、中国調理協会が2006年に行った調査結果などをもとに伝えた。

 同紙によると、規定では、紙ナプキンにはいかなる回収紙も使ってはならないが、実際には、低品質のナプキンに回収したゴミを漂白したものが流用されていた。製紙工場に10年勤めた男性は、「原料の中には、使用済みの生理用ナプキンや病院が廃棄したガーゼもある」と証言。恐ろしいのは色つきの紙ナプキンで、漂白剤すら使わず、ゴミを着色してごまかしただけのものがあり、大腸菌や結核菌、肝炎ウイルスなどが検出されたという。

【読売新聞】
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うげぇ~。でも、中国ならマジでありそうな話かも。「見た目がわかんなければいいや」とか「とにかく安く作って高く売ってやれ」ということが丸出しだもん。

ちなみに、他の都市はわかりませんが、北京のレストランだと、紙ナプキンってないんですよ。店員に言わないと出てこないし、ほとんどが有料らしいですよ。

もっというと、高いレストランはどうか知らないけれど、中級ぐらいでも、テーブルクロスってなくて、というか、一応あるんだけれど、その上にビニールがかぶせてあり、食事が終わると店員がそのビニールをクルクルまとめてそのままゴミへ。また新しいビニールをテーブルにかぶせるという寸法。

衛生に対する考え方っていうか、根本が日本人とは違ってるのかな?単にそういう教育というか、施策を目にしていないからなんだと思いますが。

今はさすがにオリンピックがあるからそんなことはないと思いますけど、というか、違っていて欲しいですね。

それにしても、この件に関して、日本の厚生労働省は何にもいいませんね。日本は中国からたくさんのものを輸入してるはずだし、もしかしたらって考えるのが普通だと思うんだけど。対応が後手後手にしかできない役人なんか税金で食わしてやる筋合いはないんですが。年金問題でごたついてるのと、国民の安全を守るのはまったく別ですから。