意外と手こずりました

今日は人に頼まれ、英語の課題をやってました。

「あんた、外大卒なんやから、英語の課題くらいできるやろ」って言われまして。

とりあえずやってみることにしました。が、いきなり難題というか、世間的には高校生までの英文法と語彙力で解ける課題みたいなのですが、結構悩みました。

なんかね、別に外大っていっても、高校みたいに文法とかリーディングとかをやるわけじゃなく、なんというか、ある種そういうことはいい加減なんです。ようは、文脈が理解できてればＯＫなわけですから。

そんなところを出たので、いきなり「仮定法過去」「仮定法過去完了」とかね。無理ですよ。あと「関係詞」とか。「名詞節」とか。

「え～っと、Ifの後に過去形が来てるからこっちも過去かなぁ」「ん！倒置のときってどうやったっけ？」とか、自分に高校英語の文法知識がガサっと落ちていることを気付かされました。条件節とか。「Without～」とか。

もう、恥ずかしかったですねぇ。

こういうことになるなら大学時代に一生懸命勉強するんだった・・・

プロジェクトＸ

今日はこないだ借りてきたＤＶＤを見てました。そのうちの１枚が『プロジェクトＸ　通勤ラッシュを退治せよ～世界初・自動改札機誕生』です。

こないだ、第２東名の金谷トンネルで中島みゆきの『ヘッドライト・テールライト』を聞いたもんで、ホントは青函トンネルのヤツが見たかったのですが、近所のレンタル屋においてなくて、コレを借りてきたのです。ま、鉄道好きの僕にはコレもみたかったんですけどね。

日本、いや、世界で一番はじめての自動改札機の開発物語ですね。初めて設置されたのが大阪の北部、千里ニュータウンの「北千里駅」なんですね。この駅は僕も大学時代お世話になりました。外大から一番近い駅（それでもバスで２０～３０分かかりますが。）ですから、外大生もこの駅からバスで通ってます。

僕は下宿生でしたので通学では使いませんでしたが、梅田に行くには千里中央から地下鉄に乗るよりは阪急で行ったほうが安かったんで、そのときには使ってました。あと、駅ビルにはお世話になりましたね。銀行のＡＴＭもあったし、レンタル屋もあった。それに大丸ピーコックとかもあったなぁ。初めて警察に切符切られたのもココでした。原チャリを歩道通行しちゃって。２点６０００円の罰金でしたね。

ま、そんなことはさておき、その北千里にはじめて置かれた自動改札機を作ったのが立石電機、今のオムロンです。こういう機械の開発物語はホントに見てると楽しい。

ＤＶＤには北千里駅の様子が映ってましたが、今とそんなに変わらないんだね。

はじめは定期券専用にしてたんだけど、間違って普通の切符を入れたり、紙幣を入れた人もいたんだとか。有効期間とか乗車区間はパンチ穴で読み取るカタチにしていたので、定期券が穴ぼこだらけ。この穴の配列で情報を記録していたんです。ヒントは「テレックス」だって。テレックスを知らない人もいると思いますので補足を。テレックスは電信装置で、コチラと相手方を電線で結んで、タイプライターで文字をおすとそれに該当する穴がパンチされて、そのパンチ穴を読みとり、ゼロとイチを相手方のテレックスに電信し、相手方はそのゼロとイチから文字を打ち出すというもの。国内専用と、海外向けとあって、商社などで使われていました。

しばらく運用してると、普通の切符を入れる人もでて、エラーを起こしていたそうです。昔は切符も「硬券」で、タダの厚紙に金額が印刷されてるものだったので、パンチ穴がなく、自動改札機に入れても読み取らなかったそうな。

こうした問題を解決したのが磁気券の導入と横向きに入れても縦向きに直す技術で、これで自動改札機が爆発的に導入されることになったんですね。

プロジェクトＸは僕も大好きな番組でした。今、もう一度見たいのは、
・青函トンネル編
・マルス（国鉄の予約システム）開発編
・新幹線開発編
・羽田空港埋め立て工事編
・名神高速建設編
・黒四ダム建設編
ってところですかね。どれも一度は見た気がするのですが、ＤＶＤで出てればぜひしっかりと見たいものです。

ところで、パンチ穴で情報を記録するのは高速道路の通行券でも使われてましたよ。僕が小さい頃、家族で九州のおじいちゃんのところに行くとき、高速を使ってましたが、昔は縦長の通行券で穴が開いてたんです。確か、高速道のネットワーク図みたいなのが印刷されてた気がする。それを料金所のおっさんが差し込むとガチガチとか音を立てて料金を計算してたなぁ。途中から通行券が横長の小さいサイズ（今のカタチ）になってて驚いたもんです。