だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ヒーロー、死す。

2007-05-25 20:48:28 | 映画
私はかなりのTVっ子で、アメリカのTV番組が日本で放映された全盛期を知っています。(年がバレるぅ~?)そんなTVシリーズの中に、『スーパーマン』があります。1953年放送開始、日本では1958年からTBSで放送。(うむ、再放送だったかな…)それはともかく、TV『スーパーマン』は、大好きなシリーズの1本でした。

主役のジョージ・リーヴスは、ジェームズ・キャグニーの「熱帯」(40・未)で、デビュー。タイロン・パワーの「血と砂」(41)やジョニー・ワイズミュラーの「ジャングル・ジム」(48)、ヴィクター・マチュアの「サムソンとデリラ」(49)などに出演後、“スーパーマン”の大ヒットでイメージが固定され、全出演作はたった13作しかありません。

そして苦悩の末、1959年6月16日ピストル自殺したとされています。ところが、はたして自殺だったのか…?そんな未解決の謎を描いた映画が、公開されます。「ハリウッドランド」(06)というタイトルは、もちろん映画の都ハリウッドそのものを指しますが、山の中腹に建てられた“HOLLYWOODLAND”でもあります。

ちなみにハリウッドサインと呼ばれたこの看板。そう、もともとは同名の不動産会社の看板だったんですね。1923年に建てられ、傷みのため1949年に“LAND”部分を撤去。1973年に全面改修されたそうです。ジョージ・リーヴスの生きていた時代とはズレがありますが、映画のタイトルを考えるヒントになるかも。

で、映画の方ですが、主役のリーヴスを演じるのがあの!ベン・アフレック!(一時期、大根役者とまで言われた彼が!)彼はこの作品の演技で、ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞。見事!予告編で見る限り、記憶の中のジョージ・リーヴスに良く似てます!特に劇中劇のTV『スーパーマン』の、クラーク・ケント役になった時なんて!

ちょっと見直しています。ベン・アフレックが謎に満ちた、リーヴスをどう演じるのか…。リーヴスの母親から真相究明の依頼を受けた、探偵ルイス・シモ役にエイドリアン・ブロディ。事件の鍵を握る映画会社重役エディ役にボブ・ホスキンス、彼の妻でリーヴスの愛人トニー役には、ダイアン・レイン。

監督はアレン・コールター、脚本はポール・バーンバウム。あの“スーパーマン”はなぜ死んだのか…?ぜひとも、知りたい!
コメント
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