だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

大学生の魔女たち

2007-05-01 21:26:18 | 演劇
久しぶりの劇団四季の新作ミュージカル。それが「ウィキッド」です。待ってました!2003年10月30日にNYブロードウェイのガーシュイン劇場で開幕して以来、現在も上演中のロングラン作品です。オリジナル・スタッフは、演出:ジョー・マンテロ、脚本:ウィニー・ホルツマン、作詞・作曲:ステファン・シュワルツ。

“ウィキッド”とは、意地の悪い/悪意ある/邪悪な/不道徳な…といった意味がありますが、要はこの物語の主人公、魔女のこと。そう、このミュージカルのベースは『オズの魔法使い』なんですね~♪ジュディ・ガーランド主演の映画(39)が有名。さらにいうと、原作はライマン・フランク・ボームの児童文学小説なんです。

とはいうものの、ミュージカルの方は『オズの魔法使い』の裏に隠されたお話になっています。西の悪い魔女≪エルファバ≫と南の良い魔女≪グリンダ≫の友情物語。この原作は、グレゴリー・マグワイア著の『オズの魔女記』(95)。別物なんですね。ただし原作は西の悪い魔女の視点で描かれ、ミュージカル版とはかなり違うそう。

ブロードウェイのミュージカルには、莫大な資金のスポンサーが必須。この「ウィキッド」には、大手映画会社のユニバーサル映画が制作を担当。14億円もの資金を提供したことでも話題になりました。さらに魔女の世界観を豪華な美術、仕掛け、衣装、照明、音楽などで見事に表現。観客を夢の世界に招いてくれます。

主人公のエルファバは緑色の肌をし、ルームメイトのグリンダはブロンドの輝くような白い肌の持ち主。もちろん、黒づくめの魔女やオズの魔法使いも登場!わくわく!黒、緑、青などの照明も美しい、舞台になっているんです。

さて、劇団四季の「ウィキッド」の配役は、すべてダブルキャスト以上。最近はオーディションで次々新しい俳優が出てくるので、大昔からの私のようなファンには、どの日を観劇してもあまり関係ないな。というわけで、チケットもう買いました。早く見たいわん♪
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