だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジャックマン VS ベール

2007-05-22 21:33:15 | 映画
イギリスの監督、クリストファー・ノーランの作品ってまだ5作しかないんですね!びっくり!1作目は、「フォロウィング」(98)。監督/製作/脚本/撮影/編集を担当した、70分のデビュー作。2作目は自ら脚本を書き、その巧みな場面展開で、見る者を困惑の世界に誘い込む「メメント」(00)!大いに楽しみました!(DVDで再三、鑑賞)

3作目は「インソムニア」(02)。私もちょい不眠症気味…。関係ないけど。4作目は、ガラッと変わって「バットマン ビギンズ」(05)。コミックヒーローものですが、さすがにノーラン監督が作ると“ダーク”な味わいが…。もちろん脚本も書いてます。で、5作目が、「プレステージ」(06)です。今度の世界は、“マジック”。

産業革命が起こり急速に近代化した、19世紀末のロンドン。マジシャンのロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)の妻でアシスタントのジュリアが、水中脱出に失敗して死亡。事故の原因は、同じくマジシャンのアルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベイル)の結んだロープが外れなかったこと。

このことをきっかけに、アンジャーはボーデンに復讐することを誓うのです。“グレート・ダントン”と名乗るアンジャー。“THE プロフェッサー”と名乗るボーデン。2人はお互いに憎しみ合いながら、自分の技を磨いていくのです。そしてある日、アンジャーが舞台で死亡。殺人の犯人として、捕えられたのはボーデンだったのです!果たして?

初めはマジックを志す仲間だったアンジャーとボーデンが、憎み合うその姿をマジックというイリュージョンにまぶして演出!監督がクリストファー・ノーランだけに、騙されないようにしなくてなりません!監督もそれを売りにしていて、『この作品はトリックそのもの。騙されるな。』とコメント。

共演者も豪華!2人の間で揺れる美女オリヴィア役に、スカーレット・ヨハンソン。実在の人物で発明家のニコラ・テスラ役に、麗しのデヴィッド・ボウイ。それにニコラの忠実な部下アリー役に、アンディ・サーキス(ゴラム~♪)。もう1人、最近ぐっと重厚さを増した、名優マイケル・ケインも出演!「バットマン ビギンズ」も「トゥモロー・ワールド」(06)も、良かった~!

そういえば、クリスチャン・ベイルも「バットマン ビギンズ」で主演。うむ、ノーラン組って感じ。ヴィクトリア時代の美術やファッションも楽しみ♪騙されないぞ!いや、騙されてみようかな~♪
コメント (4)
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