だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

男たちの傷とは?

2007-05-29 20:58:31 | 映画
まだ早いんですけど、今年の七夕には誰に会いたいですか?私は断然、トニー・レオン!うふふ。この映画、7月7日公開なんですよね~♪「傷だらけの男たち」(06)は、トニー・レオンと金城武主演、アンドリュー・ラウ&アラン・マック監督作品。そう、「インファナル・アフェア」のメンバーなんです!(金城さんは別だけど)

「インファナル・アフェア」(02)「インファナル・アフェア 無間序曲」「インファナル・アフェアIII 終極無間」(03)の3部作は、香港ノワールの名作です。レオ&マットの「ディパーテッド」(06)でリメイクされ、アカデミー作品賞を受賞したことでもその評価が良くわかります。でも、オリジナルを見ているファンにとっては香港版こそ、名作。

2002年のクリスマス。ある事件を追う2人の刑事。上司のベテラン刑事ヘイ(トニー・レオン)と部下のボン(金城武)は、見事犯人逮捕。そして帰宅したボンは、恋人が殺害されているのを発見…。しかもお腹には彼の子供が。

3年後、立ち直れないボンは刑事を辞め、酔っ払いの私立探偵となっていました。一方のヘイは、億万長者のチャウの娘スーザン(シュー・ジンレイ)と結婚。すべてが順調な暮らしをしています。ところがある日、チャウが自宅で惨殺。警察の捜査に不審を抱いたスーザンは、ボンに調査を依頼するのでした。

ボンは調査を進めて行くうち、ヘイの過去に疑いを持ち始めます。さらに浮んできた、1978年のマカオで起きた殺人事件。いったい、そのうらに何があるというのか、ヘイの隠された秘密とは?男たちの“傷”とは?

寡黙なイメージのトニーですが、実は熱い男。笑顔もしかめっ面も、泣き顔も大好き!アンディ・ラウの代わりの金城さんも、トニーに負けず劣らずイイ男。私の友人に、金城さんの熱烈なファンがいます!これでアンディが出ていたら…。

香港ノワールは、今、最高潮の時を迎えているのかも。古くから香港映画を見ていると、この成熟振りに感動するばかりです。反対にオリジナル脚本の貧弱さに、ハリウッドは香港や日本など、アジアに良い脚本を求めている感があります。この「傷だらけの男たち」は、すでにレオ主演でリメイクが決定。両方、見ましょうね~!
コメント (3)
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