だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ファントムからスパルタへ

2007-05-06 11:43:07 | 映画
す、すごい!この映画の予告編を見た、第一印象です!なにぃ、これぇ~!?「シン・シティ」(05)で、原作・脚本・製作・監督・主演まで務めたフランク・ミラーの最新作です!映画「300<スリー・ハンドレッド>」。フランク・ミラーの美術感が見事に映像化されています!

これまで「ロボコップ2」(90)の原案・脚本、「ロボコップ3」92)の脚本、「デアデビル」(03)の原案、「エレクトラ」(05)のキャラクタークリエイトと、人気映画のキャラクターに関わってきました。しかし、なんといっても「シン・シティ」は素晴らしかった~♪でも、今度はそれを上回る、すごさなんです!

「300」とは、スパルタの戦士の数。紀元前480年、ペルシャ(現イラン)帝国は後にペルシャ戦争(紀元前492年~紀元前449年)と呼ばれる侵略を続けていました。圧倒的な兵力で、スパルタ(現ギリシャ共和国)に侵攻。その兵力は、約100万。(実際は30万だったらしい?)

スパルタの王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、各地の兵4000あまりを先に逃亡させ、自ら最強の300人を率いて“テルモピュライ”という山間地でペルシャ軍を待ち受けます。この“テルモピュライの戦い”は史実で、壮絶な3日間の戦いを持ちこたえ、全滅…。

フランク・ミラーの原作は、グラフィック・ノベルと呼ばれるジャンル。映画のビジュアルは、そのまんまのイメージを見事に表現。たとえば、飛び散る血しぶきはまるで花びらのよう~。ただし、ほとんど裸の状態の兵士たちが、バサバサ切られていくのはかなり残酷。

セピアカラーやブルーグレイ、赤を基調にした映像はまるで絵画のようです。共演は、王妃ゴルゴにレナ・ヘディ。「ジャングル・ブック」(94)のキティ役。兵士ディリオスに、「ヴァン・ヘルシング」(04)のデヴィッド・ウェンハム。ペルシャ王クセルクセスに、ロドリゴ・サントロ。もう1人、セロン役に「ハンニバル・ライジング」(07)でポピール警視を演じた、ドミニク・ウェスト。

主演のジェラルド・バトラーさんは、かつて「騎馬大王アッティラ/平原の支配者」(01・TVM未)で、フン族の王アッティラを演じてます。これ未見。見なくっちゃ!もちろん、全世界で驚異の大ヒットを記録しているこの作品。必見!
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