カモのいろ色日記~今日は何色?

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特別展「やまと絵 受け継がれる王朝の美」に〜

2023-11-10 | お気に入り


上野の東京国立博物館・平成館にて開催中の
特別展「やまと絵 受け継がれる王朝の美」に。観覧料 一般¥2.100
今回の見どころは、日本絵巻史上の最高傑作、四大絵巻(源氏物語絵巻、伴大納言絵巻、信貴山縁起絵巻、鳥獣戯画、全て国宝!)が観られ、他の作品もほとんどが国宝や重文作品🎶
どれも見逃したら勿体ない😄
これぞ日本美術の大道。
豪華過ぎる展覧会です。
でも平日だったので、適度な混み具合いで鑑賞できました。

今回のテーマ「やまと絵」は、平安時代前期に成立し様々な変化を遂げ描き継がれました。
その作品のテーマは、四季の移ろい、行事、花鳥、山水やさまざまな物語など。

期間中、展示替え、場面替えも多いので、どれも観られるとは限りませんが。
私が訪れた時は、もう「伴大納言絵巻」は出ていませんでした。
そして、「鳥獣戯画」もよく見るうさぎや蛙の場面の甲巻ではなく、
空想上の動物が描かれた乙巻の展示。
あの洒脱な感じはありませんが、麒麟や獅子など、あまり観る機会のない場面は興味深いですね😊
そして、他にもいろいろな絵巻が展示。
楽しみにしていた重文の「百鬼夜行絵巻」
数ある百鬼夜行絵巻の中でも、伝土佐光信筆の室町絵巻の優品!
いつ見ても百鬼夜行絵巻の妖怪の行列は楽しいですね😊
地獄草紙、餓鬼草紙、病草紙、辟邪絵・神虫(これらすべて国宝!)
どれも12世紀平安時代の作品と。
鬼でも人でも表情豊かです。
昔の人々の一端に触れたような感覚に。

迫力があったのは、神護寺三像
国宝「伝源頼朝像」の肖像画。
良くお見かけする肖像画ですが、等身大くらいの大きさには、びっくり‼️

ただ、今回単眼鏡忘れてしまい、後悔。。
年のせいか細かい部分までメガネかけても見えず…😮‍💨
実物は掠れている部分も多く、
作品の上に写真が展示され、分かりやすくなっていますが、雰囲気は違います。
目で見た実物の風合いを味わいたいですね。
分からないなりにも😊

気になるグッズコーナー〜♪
今回の図録、なんて厚いんだろう!と思いながらぱらぱらと…やっぱり重いです。。




で、絵はがきと鳥獣戯画のクリアファイルと、ペンダント購入😄


この看板の右手の「京都・南山城の仏像」展
只今、東京国立博物館本館にて〜11/12まで開催中。
京都の浄瑠璃寺の仏像など展示されているようで、後ろ髪引かれましたが、今回はパス。
仏像は寺院で観たい派かな…


東博の並びにある上島珈琲店にて、遅いランチ兼休憩。
上野公園内のカフェより空いてます〜😊

2023.10.26  鑑賞

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