カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎」

2018-02-28 | 映画
映画「空海ーKU-KAIー 美しき王妃の謎」観て来ました。
ずいぶん前ですが、原作も読んだので楽しみに とはいえ内容うろ覚え…
唐時代の長安が舞台というだけで、もう観ること決定です~
好きな作品「さらば、わが愛/覇王別姫」のチェン・カイコー監督作品です
遣唐使として空海が唐に渡った折のお話ですが、映画は中国名のタイトル「妖猫伝」の方が納得できそうな。。
最初から最後まで妖猫が(黒猫)〜
でも「妖猫伝」では日本人は観ないかな…

お話は、若き空海(染谷将太)が唐の都・長安で知り合った詩人で宮中に仕えていた白楽天(ホアン・シュアン)と、皇帝の連続怪死事件の謎を追うことから始まります。


その謎は、50年ほど前、玄宗皇帝の時世、玄宗から寵愛を受け非業の死を遂げた楊貴妃(チャン・ロンロン)に行き当たる。
その時代、遣唐使として入唐した阿倍仲麻呂(阿部寛)も玄宗皇帝近く仕え、楊貴妃に想いを寄せていた。
玄宗が政務を怠り楊貴妃を溺愛した結果、臣下による反乱が
そこに幻術師が関わって…
楊貴妃の死の謎と妖猫の存在…
50年の時を超えた悲しい物語。。

もう現実とも夢とも知れないめくるめく絢爛豪華な世界が〜
中国映画はいつも思いますが、映像がスゴイ
絢爛豪華の上をいく絢爛さ

そして、歴史で聞きかじった人物が次々出て来るのは楽しい限り
今回は吹替え声優も豪華
楊貴妃に吉田羊さん、白楽天には高橋一生さん、幻術師黄鶴の弟子の一人白龍に東出昌大さん
白龍を東出昌大さんが吹替えてるってところが、このミステリーの大きなヒントでしたね

もう一度、原作読もうかな
(長いんですよね・・・
原作は、夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
原作では、空海の相棒役は一緒に唐に渡った橘逸勢だったような・・