カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

東京国立博物館~

2011-05-11 | お気に入り
今日は、朝から冷たい雨ですね

昨日も午後から雨予報…
ちょっと迷いつつも、上野の博物館に行って来ました

上野公園、只今工事中
中央の噴水はどこに

なので、幾分いつもと違う道を歩いたら、見上げるほどの野口英世の銅像が

今まで全然気づきませんでした。。。
公園内には、他にもいろいろ銅像あるようです!



さて今日は、東京国立博物館の平成館で開催中の「写楽」展と、
本館で開催中の「手塚治虫のブッダ展」を鑑賞

先ずは、「写楽」展へ

テレビや紙面上で見ることはあっても、実物見るのは初めてかも

寛政6年の5月から10ヶ月間しか活躍しなかった、謎の絵師ってあたりも興味をそそられます

また今回、実在する作品のほとんどが展示されてるのもすごい

やはり、その中でも、初期の大首絵と言われる28作品が、写楽の真骨頂であり、迫力と魅力が集約されてるよう

その後の作品は、役者の全身を描いたものが多く、細かく描かれていても、
他の浮世絵師とさほどの違いもなく、写楽の役者絵としては、魅力が落ちたように感じてしまいます。。

でも、現代人が求める写楽の作品と、
当時、江戸の庶民が求めた役者絵の意味合いが違うのかもしれませんが!


今回、特に間近で雲母摺り(きらずり)なるもの観てみたかったんです~

初期の大首絵のグレー色のバック
見る角度でホント!キラキラして見えるんですね

渋い色調なのに華やかなに見え、中央の役者が浮き上がって見える効果にもなってるようです。

大判雲母摺り28作品一同に見られるのは、圧巻です

お土産は、絵葉書~やっぱり大首絵よく見かける作品
    

さて、お昼を食べて、「ブッダ展」に~~
                              
                  

仏像と漫画でたどる釈迦の生涯「手塚治虫のブッダ展」


本館特別5室にて開催中と

広い本館!何処かと思ったら、正面入った中央階段の裏に、部屋あるんですね

5月28日から映画「ブッダ」も公開されるし、いろいろコラボされての今回の展示

手塚治虫のマンガ「ブッダ」の原画と、仏像を対比、展示することで、釈迦の生涯を分かりやすく観ることができます

客層も、「写楽展」より若者が多いよう
やっぱりマンガとコラボってあたりが、若者を惹きつけるんでしょうね~

展示のガンダーラ仏は、エキゾチックなお顔立ちで、イケメン

こちら、作品数少なめだったので、両方観ても、ちょうどよい感じ

今回、映画を観たいと思ったのが、そもそも
これで映画も、さらに楽しみに~~

「ブッダ展」のお土産は~~Tシャツと絵葉書


それから、娘にお土産~~東博のショップで見つけた、クッキー(¥1050
この缶は、国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(尾形光琳作)を参考にしてるとか!

缶がカワイイ

クッキーもわりと美味しく、でした

心配した雨も、小ぶりで助かりました~~