曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

地獄をさ迷う亡者たち罪は「国を売りし罪」

2020年01月12日 10時23分43秒 | 政治

                                 

 

                       「植草一秀の『知られざる真実』」

                                         2020/01/11

             地獄をさ迷う亡者たち 罪名は「国を売りし罪」

            第2527号

   ウェブで読む:https://foomii.com/00050/2020011119000062579
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2020年の年頭にあたり、読者のみなさまにぜひご熟読賜りたい著作をご紹
介させていただく。

それは私が心から尊敬申し上げている学者の著作物である。

いずれ単行本として公刊されることになると思うが、幸運なことに現在はウェ
ブ上で閲覧することが可能である。

しかも無償での著作物の公開である。

戦後日本政治史の表と裏をすべて網羅するものだ。

ぜひご高覧賜りたく思う。

著者は渡邉良明氏である。

渡邉氏はこれまでに

『マハートマー・ガンディーの政治思想』
https://amzn.to/2FFYazq

『J.F.ケネディvs.二つの操り人形』
https://amzn.to/2tN2OsK

などの著書も公刊されている。

今回の著作は戦後日本政治史と呼ぶべきものであるが、歴代日本首相ほか特筆
に値する人物の実相と真相=深層を抉り出すものである。

「特筆する」の表現に善悪の価値判断は含んでいない。

あえて記述しなければならない重大な事情があるということだ。

これらの歴史の延長上に現在がある。

暗黒の現在には、それに呼応する暗黒の過去がある。



渡邉氏はご自身のブログにこの著作を公開されている。

ブログは

『渡邉良明のブログ「日本の天命・日本人の使命」』
http://yoshiaki-watanabe.cocolog-nifty.com/

新規著作は昨年の10月1日から公開が始まった。

私が今日まで紹介させていただかなかった理由は、この著作をぜひとも単行本
の形態でご高覧賜りたいと思ったからだ。

しかし、形態は別にして、一刻も早くすべての市民に熟読賜り、戦後日本政治
史の実相をよく理解して欲しいと考え、本日、紹介させていただくことにし
た。

この紹介で私は「実相・真相・深層」という言葉を用いているが、著者の渡邉
氏が記述内容をどのように位置付けているのかを確認しているわけではない。

近年は著作物の記述に対して民事上、ときには刑事上の訴えを起こす者も多数
存在するから、上記の用語は私の感覚で捉えたものであることを注記してお
く。

著作のタイトルは

『地獄をさ迷う亡者たち
 =その罪名は、「国を売りし罪」=』

である。

第1回は10月3日に配信された
https://bit.ly/2NbsN42



10月1日からの公開と記述したが、10月1日と10月2日には、ブログ記
事掲載を再開され、新作著作物を公開するに際してのご挨拶が掲載された。

渡邉氏は熊本市に在住されていたが、2016年4月の熊本地震で被災され、
艱難辛苦に直面されたのち、2018年5月に静岡県伊東市に転居された。

その経緯、さらにブログについての解説を示された上で新作の紹介をされてい
る。

ブログ名「日本の天命・日本人の使命」について渡邉氏は、2011年11月
のブログを書き始めた頃の記述を紹介される。

《「日本の天命」とは、一体何でしょうか? 様々な答えが考えられると思い
ます。

今、私が思いつきますことは、「アメリカからの独立・自尊と、中国との
平等・互恵」ということです。

また、かなり大袈裟に聞こえるかも知れませんが、わが日本国の天命は、
”人類の救済”にあるのではないでしょうか。正直、私は、そう感じます。》

《それでは、「日本人の使命」とは、一体何でしょうか?

私は、それは端的に言って、先ず何よりも、アメリカからの「独立」だと思い
ます。》

その上で渡邉氏は「今日の日本で、最も重要なキーワードは、「平和」だと考
えます」と述べる。

そして、「「日本の天命」とは今日、「平和」の尊さを、世界に発信すること
ではないだろうか、と。

また、「日本人の使命」とは、「平和の使徒」として、真の平和の実現のた
め、命尽きるまで、働き続けることではないだろうか」と訴える。

このような考えを明示した上で著作の紹介をされる。

「とはいえ、目下、本ブログで予定しています内容は、これとは、全く真逆の
内容です。

つまり、今日まで、「日本売り」に加担した歴代の総理大臣たちが死後、地獄
に落ち、閻魔大王の裁きを受けるという「(些かリアルな?)空想物語」なの
です。

まさに、現代版の『戯作本』といったところです。」

ぜひ、渡邉氏による痛快な戦後日本政治通史をご高読賜りたい。



地獄について渡邉氏は次のように記述される。

「「人間、死ねば、それで終わり」と考える人は、多いようです。

果たして、そうでしょうか?

もし、そうならば、この世で、どんな悪事を働いても、その事実を、人に知ら
れずに生き抜けば、さも何事もなかったかのように、平然と、死を迎えること
もできましょう。

しかし、今までの私の知見や体験では、「人間、死ねば、それで終わり」では
ないのです。

むしろ、「死」は、人間にとって、”真の人生”の始まりでさえあります。

それに、死自体は、決して醜いものでも、怖いものでもないと思います。

如何なる形の死であれ、それ自体は、たいへん厳かなものだと思うのです。」



「この世には、数多くの非業の死もありましょう。

でも、ヨーロッパのある聖人などは、「死、この甘美なるもの」という言葉を
遺しています。

加えて、次のような言葉もあります。

「死は、善人にとっては喜びであり、悪人にとっては苦痛である」というもの
です。

こう語りましたのは、フランスの政治思想家ジャン・ジャック・ルソー(
1712~78)です。

この言葉は、彼の著『エミール』の中の一節です。

実に、的を射ていると思います。」



「この言に従えば、これより俎上に載せる方々は、さぞかし、死の間際におき
まして、実に耐え難い苦痛を味わったことでしょう。

あるいは、同じ類いの存命者は、きっとその時になると、身もだえするほどの
苦痛を感じるに違いありません。

無論、彼らに、まだ、『良心』が残っていればでの話ですが。・・・」



「先月12日、「第4次安倍晋三再改造内閣」なるものが発足しました。

或るネット仲間の言葉にもありましたが、まるで、”在庫一斉処分セール”の
ような雰囲気です。

よくも、まあ、人相の悪い、悪辣な人々を集めたものです。

私には、まるで、”野盗の群れ”にしか見えません。

ところで、今日のアベ政権に批判的な人々にとって、アベ氏を始め、日本の現
体制を担う人々は、まさに、「今だけ、金だけ、自分だけ」という妄念に毒さ
れています。

いわゆる、世に言う「三だけ主義」です。

しかし、私はもう一つ、彼らにとっては、「この世だけ」という想念があるの
ではないかと思うのです。

この考えに立てば最早、人間、生きている中(うち)が華です。

その間に、どんな悪事を犯しても、バレなければいいのです。

もし、バレタとしても、平気で居直ればいい。

あるいは、もし糾弾されても、それこそ、知らぬ存ぜぬで、押し通せばよい。

今までも、それで充分やって来れたのだから、と彼、あるいは彼らは考えま
す。



「ところで、この場合の「彼」とは、一体誰でしょうか?

日本国内の心ある人々にとっては、それは、アベ総理以外には有り得ません。

私は本稿で、彼のことを、「晋ちゃん」と呼ぶことにします。

でも、この呼び名は、決して彼に対して、親しみを込めて言うのではありませ
ん。

むしろ、彼の精神年齢に即した呼び方をしているまでです。」

読み始めたら止まらなくなると思う。

ここから先は、ぜひ渡邉氏のブログでご高覧賜りたい。

戦後日本政治の実相がくっきりと浮かび上がるはずだ。

一人でも多くの人々に情報の拡散もお願い申し上げたい。



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