曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

TPP成仏は日本国民にとって最大の朗報だ

2016年11月24日 20時55分39秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                  

 

                「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2016/11/23


    TPP成仏は日本国民にとって最大の朗報だ

           第1598号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2016112314195136154
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-36760.epub
────────────────────────────────────
安倍首相が代表を務める自民党は2012年12月の総選挙に際して、

ウソつかない!
TPP断固反対!
ブレない!
日本を耕す!!自民党

と大書きしたポスターを貼り巡らせた。

TPP断固反対!

を掲げて総選挙を戦った。

ところが、安倍首相は2013年3月15日にTPP交渉に参加することを表明した。

四の五の屁理屈をつけたが、主権者を欺く行動であった。

主権者を侮辱する行為である。

主権者など、選挙の時だけだまくらかして、調子のいいことをいっておけばいい。

選挙が終わってしまえば、公約もへちまもない。

これが安倍首相の基本姿勢なのだと推察できる。

米国大統領選で勝利したトランプ氏はマスメディアの総攻撃、集中砲火を浴び続けてきた。

しかし、その総攻撃を撥ね退けて大統領選に勝利した。

大変な実力の持ち主であると言える。

このトランプ氏が、トランプ氏は大統領選挙投票日の直前である10月22日に、エイブラハム・リンカーンの演説で有名なペンシルベニア州ゲティスバーグで演説して「100日間行動計画」を発表した。



“Donald Trump’s Contract with the American Voter”

https://goo.gl/ffoAEW

「ドナルド・トランプのアメリカ有権者との契約」

このなかに

Seven Actions to protect American workers

アメリカの労働者を守るための7つの行動

として、

2番目に次の事項を掲げてた。

SECOND, I will announce our withdrawal from the Trance-Pacific Partnership.

第二に、私はTPPからの離脱を宣言する。

この「ドナルド・トランプのアメリカ有権者との契約」

“Donald Trump’s Contract with the American Voter”

は冒頭で次のように記している。

What follows is my 100-day action plan to Make America Great Again. It is a contract between myself and the American voter — and begins with restoring honesty, accountability and bringing change to Washington.

On the first day of my term of office, my administration will immediately pursue the following.

以下は、アメリカを再び偉大な国にするための私の100日行動計画である。

これは、アメリカ有権者と私の間の契約であり、正直さを取り戻し、説明責任を伴い、ワシントンに変化をもたらしつつ始動するものである。

私の任期初日に、私の政府は直ちに以下の事項を追求する。



書面はトランプ氏と米国の有権者との契約書の形態を採っており、トランプ氏の署名が記されている。

米国の有権者がこの書面に署名することにより、契約書が発効する形態になっている。

安倍首相は米国大統領選でクリントン氏を支持する大失態を演じた。

トランプ氏が勝利して顔色を失った安倍首相は、慌てふためいて、11月17日にニューヨークにあるトランプ氏の私邸であるトランプタワー詣でを行った。

田中角栄元首相の全盛期に、臣下の者が競って元日に目白詣でにいそしんだ姿と重なる行動だった。

安倍首相は国民の税金で購入したと推察される50万円もするゴルフクラブをトランプ氏に進貢した。

その際、公約破棄について、トランプ氏に進言したと推察される。

一説によると、安倍首相は2012年12月総選挙用の「TPP断固反対!」と大書きしたポスターを土産に持参したという。

主権者との公約を記したポスターなど、単なる紙くずに過ぎないことを安倍首相はトランプ氏に熱弁したのだと推察される。

トランプ氏は安倍氏の熱弁を冷ややかに聴いたのだと思われる。

そして、安倍首相が11月21日午後にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、TPPについて、

「米国抜きでは意味がない」

と発言した直後に、トランプ氏は、大統領就任後100日間の優先事項を説明する動画メッセージを全世界に向けて発表した。

そのなかで、大統領就任初日にやることとして、冒頭で、

「貿易に関しては、我が国に災厄をもたらす恐れがあるTPP(環太平洋連携協定)からの離脱の通知を出す」

と述べた。

「公約など破棄してしまえ」という安倍首相による「悪魔のささやき」を全面的に一蹴する行動を示した。

メディアはトランプ氏のTPP離脱方針明言を相変わらず猛攻撃しているが、選挙の際に主権者に明示した公約遵守の方針を明確にするトランプ氏の発言は、賞賛こそされても、批判されるいわれはない。

メディアの歪んだ行動こそ攻撃されるべきものである。



私は米国大統領選でトランプ氏が選出されることが日本の利益であることを唱えるとともに、トランプ氏勝利の可能性を指摘してきた。

9月28日付ブログ記事

「ヒラリーが大統領に就任できない可能性」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-4928.html

メルマガ記事第1551号

「日本に良いのはトランプそれともクリントン?」

http://foomii.com/00050

このなかで、次のように記述した。

「グローバリズムを推進しているのが強欲巨大資本=ハゲタカであり、ハゲタカが現時点で最重要施策に位置付けているのが

TPP

である。

日本をTPPに組み込み、日本を完全収奪する。

これがハゲタカの最重要課題である。

米大統領選ではトランプ氏がTPP拒絶を明確にしている。

クリントン氏はTPP反対に転じたが、正体を隠している。

大統領に選出されれば、TPPを修正してTPP批准に進むと見られる。

安倍首相はTPP再協議に応じないとしているが、安倍氏の約束はまったく信用できない。

過去の「実績」を踏まえれば、安倍氏の言葉を信用することはまったくできない。

「信用して裏切られる」場合、信じた方に非があると言われて誰も反論できない状況だ。」



「トランプ氏はTPP拒絶を明確にしている。

この一点だけを捉えても、トランプ氏の当選が日本の国益に適う。

また、トランプ氏は駐留米軍の費用すべてを日本が負担しないなら、日本から米軍を撤退させることを示唆している。

敗戦から71年も経過してなお、米軍が日本占領を続けている。

「米国が引き上げる」

と言うのだから、これは

「渡りに船」

以外の何者でもない。」



「米国を支配する強欲巨大資本=ハゲタカにとって、トランプ氏の大統領就任は絶対に容認できない事象なのだ。

だからこそ、トランプ氏が攻撃を受けている。

しかし、日本の本当の国益を考えるなら、トランプ氏の大統領選出は歓迎すべきことである。

日本は米国、中国、ロシアとの友好関係を強化して、日本の安全保障の確保に努めるべきである。

英国では主権者がEU離脱を決めた。

これもグローバリズムに対する明確な反旗であった。

巨大資本はうろたえたが、英国民は英断を下した。

米国民もハゲタカ強欲資本が推進するグローバリズムに反旗を翻す可能性がある。

それは、世界の新しい時代幕開けの宣言を意味することになる。」



トランプ氏の人種差別的な発言には問題が多い。

トランプ氏を手放しで肯定はしない。

しかし、政治の選択は、常に「ベターの選択」という側面があり、日本にとっての重要性という優先順位に従って判断することが重要になる。

トランプ氏が掲げたTPP拒絶は、日本の主権者にとってあきらかにプラスが多い。

逆に世界市場制覇を目論む強欲巨大資本にとっては、許し難い暴挙なのである。

世界の主要メディアがヒステリックなトランプ批判を展開しているのは、これらのメディアが強欲巨大資本の広報機関に成り下がってしまっているからなのだ。

逆に言えば、メディアがヒステリックな批判を展開している、その対象になる人物、ものごとは。主権者の側に寄り添う存在であるということになる。


「TPP離脱は保護主義」

というのは、強欲資本が人民収奪のTPPを美化するために用いている

プロパガンダ

である。

TPPこそ

強欲巨大資本の利益だけをも守ろうとする

「ハゲタカ保護主義」

なのだ。

トランプ氏の行動基準は、

「アメリカファースト」

であるが、安倍首相の行動基準は、

「ハゲタカファースト」

である。

日本の主権者に必要な政治行動基準は、

「主権者ファースト」

であって、安倍首相の行動基準は、これに全面的に対峙するものである。
 

http://news.blogmura.com/ ←にほんブログ村 政治ブログに
クリックお願いします。(*_*)??Σ(・□・;)


             


コメント   この記事についてブログを書く
« 自由党です。11/28(月)神奈... | トップ | 日米2国間交渉出発点はIS... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

政治経済、社会・哲学、ビジネス、」カテゴリの最新記事