今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)

マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。

物語三昧ラジオ/新世界の物語、世界情勢など 2014/06/22

2014年06月26日 | 漫研ラジオ
物語三昧ラジオ/新世界の物語、世界情勢など 2014/06/22

https://www.youtube.com/watch?v=WNly8aRyhc8&index=10&list=PLusUXoPKOyjhb1VObOUtGnZKwbe2Qu9NC

参加者(敬称略):ペトロニウス、LD
話題:前回、海燕さんとも話していた「新世界の物語」を再び解説し、あと世界情勢と日常の何かのような話。
【ハイライト】
  • 0:01:30-“新世界”の物語
  • 1:28:46-世界情勢と日常のような何か

    進撃の巨人 コミック 1-13巻セット (講談社コミックス)
    諫山 創
    UNKNOWN

    中東から世界が見える――イラク戦争から「アラブの春」へ (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)
    酒井 啓子
    岩波書店


  • 最新の画像もっと見る

    3 コメント

    コメント日が  古い順  |   新しい順
    Unknown (hatikaduki)
    2014-06-28 01:15:16
    初手から四天王最強のひとりが出てきたりみたいな少年マンガの文法に異議を唱えてみることと、レベル100の怪獣が徘徊していることとは隣接しつつもまったく同じではないこととして考えたほうがいい気もします。
    なんにせよまだ解釈をしてみる段階ではなくて、類似の作品を集めてこれらがいったいどういう物語ロマンなのかを手探っていく段階ですよね。
    返信する
    Unknown (柘榴)
    2014-06-30 14:58:28
    先週のこち亀で、ボカロPの低年齢化とかに絡めて
    「人生の(第一)目標を決定する年齢が下がってる」みたいな話をしていましたね。
    昔は平均で中二くらいだったのが今は小四くらいだとか。

    こちかめソースで言うのもなんですが、今は
    絵とか、音楽とか、なんてあれ能力や個性を尊重してもらえる社会にどんどんなっていると思います。
    でも実態としてそれらで「食っていく」のは今現在の文明レベルをもってしてもかなり苦しい。敷居は下がり続けているのにも関わらず。
    それがジャンプを読む少年達は周りの大人やらを見て、皮膚感覚で分かっているから、
    むしろフィクションの中にこそリアルさを求めて”現実を味わわせてくれる(+それを打破できる)”作品を求めている、
    そのことが端的に現れているのが「新世界」なのではないでしょうか。

    さながらタバコを吸いたがる中学生のように
    ビターな社会に触れてる俺かっけえええええ、みたいな。

    またこれは各誌でヤンキー漫画がどんどん消えていっているのとも多少関係がありそうな気もしています。
    ヤンキー漫画は、殴り合いで勝った方が絶対的に正しいという、現実と相反するリアルのくびきからどうやっても逃れられないので、
    どれだけ現実的な絵と背景で描かれてもそこに体感できる”厳しい現実”は無いんですよね、「あぁ、勝ったな~」みたいな感じで。
    (ヤングキングなんかは、それとは違う価値観を持ち込み過ぎて萌え漫画雑誌みたいになっちゃいましたし。大分持ち直しましたが)

    これらの現象は、以前にLDさんが麻雀漫画談義の中で仰っていた
    「いつも凄い手でアガる主人公に共感出来なくなって、努力する主人公が台頭してくる」流れに似ている気がしています。
    到底持ち得ない”超・強運”なんてものよりも、誰でも持てる(かも知れない)”勝てる理屈”を、
    もっと言えば”負けない理屈”、更に言うなら”生き残る理屈”或いは”殺されない為の理屈”を、というのが
    ここ20~30年くらいで徐々にシフトしてきた結果生まれたのが「新世界」で、少年達が見たいのはそこで生き抜く為の知恵なのかなあ、と。

    今回のラジオを聴いてて、そんなことを漠然と考えてました。
    面白かったです。
    返信する
    Unknown (LD)
    2014-06-30 22:16:20
    Re:hatikadukiさん

    ラジオで例として挙げた『物語』が、それぞれ何を目指すのかは経過を見守りたいですね。
    世界を“これまでの世界”と“外の世界”とでボーダーを引いた事には何かの意味というか世相があるのではないかと観ています。

    Re:柘榴さん

    生き延びる術ですか。ふむ。ルールない世界だからこそやれる事というかそういうプレゼンを『送り手』は目指している気もします。
    それとあと“外壁”というか、内と外が生まれるワケと、その二つがこの話題の要視点かなと観ています。
    返信する

    コメントを投稿