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今週の一番『BE BLUES』~龍ちゃんがリア充なのは仕方がないというか当然

2011年10月30日 | マンガ
【10月第1週:HUNTER×HUNTER No.317◆返答】
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【漫研】
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今週の一番『BE BLUES』画とドラマの両輪が回る充実の物語

(↑)以前、書いた記事ですが、この通り、画とドラマの両輪が回る『BE BLUES』(作・田中モトユキ)が絶好調な分けですが、これに加えてヒロインたちも大体、スタートラインに並ぶ形になって来て、ますます、隙のない布陣になっています。
まあ、幼馴染の優希ちゃんが中学生になった時、「丸い丸い、顔が丸い!(`・ω・´)」としつこく言い立てている者も、一部ネット界にはいたわけですが(←お前だ)そこも一段落ついて、ラブコメ的にも楽しくなっています。
『BE BLUES』は、将来を嘱望されるサッカー少年である一条龍ちゃんが、その才能と努力で「18歳で全日本の代表入り」という自らの計画を着実にこなして行く物語……かに見えたが、龍ちゃんは事故により大怪我を負い、長いリハビリから回復はしたものの、その煌めくような身体能力は失われてしう。全日本代表になるという彼の“計画”も失われてしまったのだろうか?しかし、それでも龍ちゃんはサッカーを目指すという物語。

…というか、あれですね。今回は「アンナちゃん、可愛いねえ(=´ω`=)」という話なんですけどね。龍ちゃんと同じく、事故で足に重傷を負って歩行さえ困難になり、フィギュア・スケートの選手となる夢を諦めかけていた女の子なんですが、同じ境遇だった龍ちゃんが地道なリハビリを続けて、回復し、かつての煌めくようなプレーをまた見せてくれたり、回復しない所は、回復しないなりに、努力と工夫で障害に立ち向かって行く様が、すごく励みになっている子で、龍ちゃんの一挙手一投足に一喜一憂する、なかなか良い子なのです。
まあ、龍ちゃんが「かつて失われたもの」を持った、そこから復活し、また自らの夢を叶えるべく突き進んでいる。そういう主人公だという事を、常に思い起こさせるアンカーみたいな子と言えますね。

それで今回「(やっぱり大好き!)」とロシア語で告白しているようなんですが……いや、まあねえ、この『物語』が、序列一位ヒロインにして“幼馴染子”である優希ちゃんを揺るがせにする事はないだろうなあ…とは思うのですが、田中モトユキ先生、女の子キャラ可愛いのですけど、あんまり三角関係的な事もしないので、(『リベロ』も『鳳』も『あおい坂』も特に無かったですよね?)ちょっとこの構図は楽しみだったりします。まあ、実際は、まだあまり三角顕在化していませんが(汗)
…龍ちゃんと優希が二人揃って、こういう事に相当鈍いようですね。二人共、夢への“復帰”に懸命すぎて、そういう事に気持ちが振り分けられないという事だと思いますが。…そこは“隙”というより、ある“強固さ”に観えてしまいますが……どうなるでしょうね。

そこはそれとして優希ちゃんですが、この話の1話前でいきなり寝衣姿で龍ちゃんの部屋に乗り込んできて、ちょっとビビりました。(´・ω・`)



え?なに?さっきまでシャワー浴びてて、そこから龍ちゃんの部屋に直行しているように見えるんですけど…?

お隣さんって言っても家つながっているわけじゃないよね…?いや、毎朝玄関から龍ちゃんを出迎えていたとは思うけど、それと風呂上りにほいほい部屋に来る事は別問題に思うぞ?…どういうレイアウトでここに来てるの?などと、勝手に狼狽えたわけですが。
…まあ、落ち着いて観てみると、上着羽織っているワケで、風呂上りにつっかけ姿で隣に言って玄関から入れてもらったようですね。省略されているのでノータイムでこっちに来ているように錯覚しましたが(汗)…あ~、それなら…まあ、日常生活として普通に、あるあ……あるのか!?(`・ω・´)

…というか、龍ちゃんも、全く普通の体なんですよね(汗)という事は、わりといつも、こんな感じという事ですよね。……すごいよ。なにかいろいろすごいよ、龍ちゃん。(´・ω・`)
まあ、ともかくアンナちゃん“この間合い”の人を相手にしないといけないわけですよ。それは、ちょっとね。妄走豊かな僕でも、ちょっと突破するイメージが持ちづらいですね。アンナちゃん、かわいそうです。(´・ω・`)でも、がんばって欲しいです。


BE BLUES!~青になれ~ 2 (少年サンデーコミックス)
田中 モトユキ
小学館