out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

春の奥日光旅行2日目

2012年05月13日 00時39分33秒 | 栃木県他エリア

 2012年4月30日~5月1日で日光へ旅行に行ってきた話の続きです。 
 4月30日は霧降高原でお花を愛で、戦場ヶ原でカエル合戦と雪が溶けた木道を散策を楽しみました。 翌日5月1日はどうしようかと。。。

 お昼すぎには娘を下今市に送らなければならず、午前中だけで山歩きもできないので、国道沿いでちょちょっと見て回れる所をチョイス。 けど、まずはやっぱり雪の溶けた湯元の温泉源を見なくちゃ、ということで。


 1、2番目の写真は冬のスノーシューの時にも行った湯ノ平湿原です。 あれだけ雪に埋もれていたのにすっかり無くなるわけですから、その水が山の中森の中に保たれていることを考えるとやっぱり自然ってすごいわねぇ、と感心します。

         

 冬には閉鎖されていた「あんよのゆ」に行ってみました。 無料の足湯温泉です。 こういうのがあると嬉しいですよね。 特に山歩きをしたあとなんかはいいでしょうねー。 娘が立っているところから手前は床に石が埋め込まれており、歩くと足つぼマッサージのようになります。 奥の方では皆さん座っていますね。 あちらは温度も高めです。

         

 日光湯元温泉ではネコさんをよく見かけます。 冬のスノーシューをやっている時でも見かけましたが、夜はどうしているのかな? 昼間は温泉の排水が通っているマンホールの上など暖かい所にみんなで丸まっていることが多いみたいです。
 右の写真は湯ノ湖畔ですが、ちょうどこの5月1日が湯ノ湖の釣り解禁日でした。 中禅寺湖の釣りが延期になったり、解禁になっても当面キャッチアンドリリースで、ということだったり。 昨年の影響がまだあるようです。 悔しいことです。


 日光湯元温泉散策の後は湯滝を見て、その後光徳牧場に行ってみました。 なんだか動物が見たくて。 以前光徳牧場に行った時、途中でサルの群れにも会ったので、今回もいないかな~、と思いつつゆっくり運転しているといました! 写真は撮りませんでしたが、やっぱり日光に来るとお猿さんに会う確率が高いです。 
 そして光徳牧場ではもちろん牛です。 本当はここでソフトクリームなど食べるとおいしいのですが、この日は寒くて。w  木々はまだ芽吹いていないのですが、枝の先の方が赤っぽいこの時期の木もなかなかいいです。








 牛さんと仲良くなった所で下山です。 この後竜頭の滝を見て日光を後にしました。

戦場ヶ原のカエル合戦

2012年05月12日 01時10分25秒 | 栃木県他エリア

 前のエントリーで4月30日、戦場ヶ原のカエルウォークに参加したお話の続きです。 今日はそのカエルウォークのメインイベント、カエル合戦の様子をアップします。カエルの大写しをたくさんアップしますので、好きでない人は見ない方が良いかもです。 
 カエルは雪解け後のこの時期(写真は4/30) 産卵をするために水辺に集まってきます。 普段は山の中の茂みや土の中に暮らしていますが、次の世代を残すために水辺に大集結するわけです。 
 オスのカエルはメスに飛びつきしっかりと抱きかかえ産卵をさせるのですが、オスは自分の子孫を残そうと動くものにはどんどん飛びついてゆきます。 すでにカップルになっているカエルたちにも容赦なく飛び付きます。 しまいには動くものならメスだろうがオスだろうが構わず飛びついてしまうようです。 飛びついたカエルは既にメスの上に乗っているオスガエルの強力な後ろ脚キックをくらいビョンビョンと跳ね飛ばされます。 しかしそれにめげず再び起き上がってはまた飛びつきます。 この様子をカエル合戦と呼ぶのです。 

 見ていると滑稽な動作ですが、カエル達にとっては一年に一度の命がけの儀式です。 上空にはカラスやトンビ(ノスリ?)が飛んでいます。 タヌキやキツネもカエルを食べるかな? それを考えると「がんばれ!」と応援したくなります。


 鳥の写真はシジュウカラ? 巣作りをする為に盛んに地面に降りて何か素材を探してはまた飛び去る、という動作を繰り返していました。 また、縄張り争いなのかラブコールなのか、数羽で低空飛行で藪の中をビュンビュン飛び回っている姿も見られました。

 では、カエル行きます!










飛びつく!



抱きつく!



蹴りあげられた!



ひっくりカエル。。。









 帰りは北戦場の木道を歩いてみました。 新品で幅広です。 お天気は良くないですが、この北戦場からの眺めもまた素晴らしいです。 まだ葉がおい茂っていないこの時期、すでに夏鳥も来ているそうで、双眼鏡を片手に三脚を立て鳥を狙っている人がポツンといらっしゃいました。 大砲のようなレンズを抱えて歩いている人も見かけました。 かわいらしい鳥がたくさん来るそうです。 私も撮れなくてもいいから、見てみたいなぁ。
 でも今回はカエルをたくさん見られたので良かったです。 日によっては見られないそうですからね。 

 やっぱりこれは動画が良いかな、と思いましたので貼ってみます。 動画は声も聞けて良いですね。



戦場ヶ原カエルウォーク

2012年05月06日 21時51分55秒 | お山のツアー
 2012年4月30日。 霧降高原をあとにして戦場ヶ原に向かいました。 いろは坂を上がり中禅寺湖を越したまだ先です。 標高は1,400mくらいで、まだ花どころか新緑も見られない茶色の風景です。 よく見るとカラマツの芽などは芽吹いているのですけれどね。
 その戦場ヶ原の東側を走る国道沿いに赤沼自然情報センターがあります。 赤沼自然情報センターは日光自然博物館の支所みたいなものでしょうか。 冬期は閉館してしまいますが、戦場ヶ原散策前には欠かせない情報収集の拠点です。

         

 この日はその赤沼情報センターから出発する「戦場ヶ原カエルウォーク」に参加しました。 上記のリンク、日光自然博物館のトップ左に「自然体験イベント」がありますので、そこから参加情報が得られますよ。 

 カエルウォークは4月29日~5月6日まで開催でした。 残念ながらもうツアーはありません。 もうカエルが出ないのかな? よくわかりませんが、いずれにしてもこの時期、山の中でジッとしていたカエルたちが暖かさとともにわんさと水辺に集り次の子孫を残そうと頑張るわけですね。 その様子を見に行こうというものです。
 カエルがたくさん見られる場所までは情報センターのネイチャーガイドさんが色々な説明をしてくれます。 上左ではミヤコザサの説明をしてくれています。

         

 上左がこの日の地図です。 出発地点から解散場所まで説明、休憩も含めおよそ一時間半くらい歩きました。 解散地点の泉門池付近でたくさんカエルが見られますが、そこから先は自由行動というのが面白いです。 ここまで来ると貴婦人の白樺で有名な小田代原に行く、北戦場へまわる、頑張って湯滝へ行く、など自分で選んで更にハイキングが楽しめるということです。

 右の写真は戦場ヶ原から流れ出ている大蛇と大ムカデの血の川です。 詳しくはこちらをどうぞ。 → こちらクリック!

         

 このような木道をどんどん進んでゆきます。 戦場ヶ原は野原のように見えますが湿原です。 とてもデリケートな土地で、これからも今の状態を保持してゆくにはこの木道から降りたりしては絶対にいけないのです。 人が足をおろせば土が踏み固められ、湿原で育つ植物たちが生きてゆけなくなります。  植物が生きられなければ動物たちにも影響してゆきます。
 右の写真は展望台からの眺めです。 ここでいったん休憩。 ちょっと前まではすっかり雪に覆われていたアシやスゲの原野はまだ茶色いままです。 けれど、ここも良く見ると新しい緑の葉が出ていたりします。 こんな荒涼とした景色から本当に戦があったように勘違いしてしまうのですよね。

 休憩中だったのですが、小学生の参加者から「カエルがいた!」の声。 すかさずガイドのお姉さん、「どこどこ!? 触らないで! 私が捕るから!!」と言うやいなや木道にかがみこみ、木道の下にいたカエルをムンズと掴む!w 細くて小さいのにたくましいお姉さんです。 さすが!! 

         

 しかし、お姉さんが率先してカエルを掴んだのにはわけがあります。 これはアズマヒキガエル。 ヒキガエルには毒があるのですね。 お姉さんはカエルを触った後、目をこすったり口を触ったりしないで、ちゃんとお姉さんが持ってきたお水で手を洗うように、と指導してからみんなに触らせてくれました。

         

 カエルは数が激減していて大変、というお話がありました。 2008年の「国際カエル年」のころですね。 ところが最近皇居付近でアズマヒキガエルのオタマジャクシが大繁殖している、という記事も見ました。 希少カエルだそうですから増えた方がいいのかもしれませんが、みなさんヒキガエルには注意ですよ。w

 それからこのアズマヒキガエルはイケメンなんですよ。 学名を "Bufo japonicus formosus" 「ハンサムなニホンのヒキガエル」というのだそうです。 などというお話をネイチャーガイドさんがしてくださいました。w

         

 はい。 休憩も終わり更に歩きます。 あと30分くらいでカエルのたくさんいる泉門池に到着ですが、それはまたこの次に。
 ちなみに右の写真は昨年10月29日に歩いた時に同じような位置から撮ったものがあり、面白かったのでリンクを張っておきます。 同じ場所を歩いているので上右以外にも似たような写真があります。
 → 2011年10月29日

日光霧降高原の小さな春

2012年05月05日 01時23分39秒 | 栃木県他エリア

 2012年4月30日~5月1日。 日光へ遊びに行ってきました。 
 「GWはどこへ行っても混むかなぁ~。」、「奥日光に行ってもまだお花は咲いていないらしいし。。。」などと考え、GWは家で掃除や草取りや仕事の予習などやっておこうかと思っていた矢先。 「やっぱり30日から一泊なら遊びに行けるけど。」と下の娘が。 う~ん。 じゃ、やっぱり気になっている奥日光にいこうか、と決定。

 初日は花が咲いているらしい霧降高原へ。 ネイチャーガイドの安倍さんがおっしゃる通り、咲いてる、咲いてるo(^o^)o

 上の写真は霧降の滝。 手前に見えるピンク色のお花はヤシオツツジ。 アカヤシオと呼ばれるお花です。 これが弥生祭の家体に付けられていたお花ですよ! かわいいですねぇ!!


 この霧降の滝あたりで標高が700mくらい。 いろは坂を上がって行った所にある見晴らしの良い明智平展望台が1473mだそうです。 で、この明智平展望台あたりに咲くアカヤシオがまたみごとだそうで、そのアカヤシオ越しに望む華厳の滝がよくポスターなどで見られます。 私も行ってみたいものですけどね。 しかしそのあたりのアカヤシオは今日もまだ(5/4)咲いていないそうです。 
 桜前線北上とか言いますが、日光ではお花前線がいろは坂を上がってゆく感じです。 

 さて、霧降の滝でかわいらしいアカヤシオや、柔らかい新緑を楽しんだ後はもうちょっと霧降高原の先へ行きます。


 車を「チロリン村」さんに停めて「隠れ三滝」へ向かいます。 チロリン村と言えば、オーナーの山本さん、四代目徳次郎さんです。 以前、天然氷の切り出しでお世話になりました。 チロリン村ではもちろんその天然氷のかき氷がいただけます!! シロップは奥さまの手作りです! それ以外にもカフェや体験手作り工房、お土産屋さんなどありますので、皆さん日光へお越しの際は世界遺産だけでなく、霧降高原にもお寄りくださいね!! 霧降アイスアリーナも近くなんですよ!!
 で、上の写真はチロリン村の入り口にある桜の木です。 この時期日光市内からいろは坂の下あたりまで桜が満開でした。

 隠れ三滝に向かう道すがら、小さな春の妖精に会えますよ、ということで。。。


カタクリ




ニリンソウ










 はい。 そして上の写真が隠れ三滝の一つ目、「丁字ヶ滝」でございます。 巨大な岩盤の上を何段にも流れ落ちてゆく様を滝の直下まで行き目前で見ることができます。 が、私の写真はここまで。 お花の写真を撮りすぎてタイムアップ!? これじゃ、隠れ三滝じゃなくて、隠れ 1/2滝だよ~!(^o^;
 でもまぁ、次回のお楽しみが増えたと言うことで。 この後来た道、登り道をハァハァ言いながら大急ぎで駆け上がってゆきました。
 はひぃ~(*´д`*)

J SPORTS でアイスバックスの特集!!

2012年05月04日 01時35分49秒 | Ice Hochey

 5月6日(日)に J SPORTSで私の好きなアイスホッケーチーム、栃木日光アイスバックスの特集を放送するそうなんです。

 J SPORTS は通常有料のケーブルテレビなんですよね? それが5月6日(日)は無料開放デーになるらしく、そうすると私も見られるのかしら?、とバタバタするつもりです。

 先シーズンはとうとうバックスもアジアリーグ3位、プレイオフ準優勝の成績を修めました。 企業のチームではなく、クラブチームであるバックスが活躍する意義みたいなものが見られるのかな。 
 まぁ、そんなことでなくても、熱い男たちが先シーズン「今度こそは!!」と戦ってきた記録は必ずやあなたを感動させます!!


詳細は下記の通りです。


5月6日(日)にJ SPORTS『ドキュメンタリー ~The REAL~ アイスホッケー H.C.栃木日光アイスバックスの挑戦』
「市民クラブからスタートした日本最古のホッケーチーム」が放映されます。

プレーオフファイナル、ファン感謝デーから、フロントスタッフ業務に密着取材した内容の
ドキュメンタリーになっております。この機会にぜひご覧ください。


■5月6日(日)07時00分~08時00(初回放送、J SPORTS3)
 ※5月6日〜6月17日の間に全18回再放送予定
 ※5月6日(日)は「無料解放デー」となり、BSデジタル放送をご覧になれる方は無料でご覧になれます。
    (一部の環境の方はご覧になれない場合がございます).

■J SPORTS「ドキュメンタリー ~The REAL~ アイスホッケー H.C.栃木日光アイスバックスの挑戦」.

■J SPORTSはスカパー!、スカパー!e2、ケーブルテレビなどでご覧いただけます。

詳しくは「J SPORTS」ホームページをご覧ください
http://www.jsports.co.jp/program_guide/42660.html.

弥生祭 十六日 日光二荒山神社祭事 宵まつり

2012年05月01日 21時01分54秒 | 栃木県他エリア

 2012年4月16日、日光二荒山神社弥生祭祭事の続きです。

 神社の中で行われる祭事、神事に比べ、かわいらしい衣装で着飾ったたくさんの子供たちや、ヤシオツツジで飾られた華やかな家体が町中に繰り出すこちらの祭事は観光客からも見つけられやすく、「これぞお祭り」という雰囲気です。 
 16日は宵まつりと言って前夜祭のようなものです。 翌日17日のほうが家体を二荒山神社まで曳き上げ、境内ではいろいろなしきたり事、家体でのお囃子などでもっとにぎやかになるのだそうです。

 そうは言っても、子供から、お世話役の男性たちまで、さまざまな特長の衣装を身にまとい、本当に町ぐるみですばらしいお祭りを維持されていることに関心してしまいます。
 ただ、午前中に二荒山神社で神事が始まる前、お世話役(?)の男性が説明をしてくださったのですが、この家体も本来なら神橋を挟んで東町、西町、合わせて15町、15基の家体が出るはずなのですが、予算や人出の不足、そして子供の減少などにより今年は12基しか出ない、ということでした。
 大変残念なお話ですが、本当にすばらしいお祭りです。 平日にクライマックスということもあるのですが、なんとかたくさん観光客が見に来て、ずっとにぎやかに続くといいのに、と思います。


























午後3時10分 登橋神事・手打ち式(神橋上)
神橋の上で、東西両町代表者が男体山を遥拝し、手打ち式を行う。


 最後に東西の町内代表が向かい合って手打ち式を行います。「シャンシャンシャン シャンシャンシャン シャン」と3・3・1拍子の独特の日光締めで行います。

 これでようやく弥生祭の記事が終わりました。 ダラダラ長らくすみませんでした。w