out of curiosity

blog ってどんなものだろ?
そんな好奇心から衝動的に作りました。

ヤマノボリ自主トレにあたり

2013年03月21日 23時31分03秒 | weblog
 本日は西武鉄道にてお出かけをしてまいりました。 駅沿いのグラウンドには既にこんなに桜が咲いており「あっという間に春だわぁ。。。」とボーッとしていましたら、あるポスターが目に入りました。

 「ヤマノススメ 飯能市からはじまる、女の子だけのゆるふわアウトドアアニメ」

 ほほぅ。。。

 実はわたし、奥日光でサクサク歩けるようになるために、日ごろから低山で鍛えることが必要ね、と思っておりました。 
 サッサと行ってサッサと帰ってきてなお且つトレーニングになるようにするためには、最寄駅の西武鉄道から拝島方面とか秩父方面の山に行くのが一番手軽で良さげだわ、というのが今わたしの思っている計画。

 そんなことを思っていた矢先だったもので、このポスター、まじまじ見てしまいました。 ゆるふわアウトドアwww
 アニメの無料配信もあるということでさっそく見てみました。

 はい、こちら → ヤマノススメ第12話

 ニコ動で11話までは有料になっています。 12話もいつまで無料配信かわかりません&最終回ですので皆さんお早めにごらんくださ~い。w 

 最終回の上記だけしか見ていませんが、ゆるふわだけにガッツリ山登りのお話ではなくおばさんちょっとがっかり。w

 けれど、西武でこんなサイトがあることがわかりちょっとうれしい。 (゜∀゜) → 西武鉄道 ハイキングマップ

 ハイキングマップのページでは各所の地図、1:25,000 の物が PDF でダウンロードできるのもうれしい!

 本当に行ってみちゃうかも? と思っているのだけど。。。

 このニュースにはちょっとビックリでした。

 あの山間で暮らす人々は西武鉄道が走らなければ不便な生活になるだろうなぁ。。。と。

 ゆるふわアウトドア女子たち! 秩父の山に行ってくれぇーっ!!ヽ(`Д´)ノ

「珈茶話塾」にて冷たいものを熱く語る

2013年03月21日 00時39分22秒 | 栃木県他エリア
 2013年3月17日(日) 下今市の「Cafe & Diningbar KASHIWA 珈茶話(かしわ)」さんにて「珈茶話塾」なる講演会に参加させていただきました。

 「講演会」と書きましたが、「珈茶話塾」とはオーナーがおっしゃるに、

『志を高く持ち、心を磨き、物心両面の調和のある豊かさによって、平和と幸福を世界にもたらそう』という理念のもと皆様の生活に少しでも潤いを与えられたらと企画している珈茶話オリジナルのゼミです。

 というものです。
 なので、必ずしも講演会とは限らず、第一回目は「twitter」のお勉強会をされていました。 そして今回が 第二弾。

 「日光天然氷の未来を創れ!」と題して、四代目氷屋徳次郎こと山本雄一郎氏をゲストに珈茶話オーナー柏木保之氏がコーディネーターを務められ、日光の天然氷についての今までと今後をお二人の経験と視点から熱く語られました。

 
 今回のこの講演会の内容は珈茶話さんのブログ「Cafe & Diningbar KASHIWA BLOG」で動画配信されています。 是非ご覧ください。

 また、4代目氷屋徳次郎さんがご苦労の末氷屋業を継いだお話など、簡単ではありますが以前私のブログでも取り上げました。 天然氷の切り出し風景と共に、よろしければご覧ください。

 今回わたしがこの会に参加した理由は「天然氷のかき氷がこれほど魅力的な理由を探れるかしら?」というところでした。

 かき氷なんて所詮「水+何か甘いもの」なんです。 そして「氷が天然だからおいしい」と味の区別が付けられるか、というと私では無理です。w

 ではなぜ? まず誰でもこのかき氷を食べてはじめに驚くことはそのフワフワ感です。 
 このきめ細かいフワフワ感を出すために実はものすごく繊細な温度管理があるのだと知りました。 それは池で氷を作る段階から。 透明度の高い、硬い氷を作るための技術。 そしてそれをかき氷にする時に何度くらいでどのようにかいたら最良の物ができるかという技。 
 これをひも解くために山本さんは日々「何度でこうなる。」という研究を幾度となくなさったのだとおっしゃっていました。

 冷蔵庫で機械的に作った氷にこれだけの手間をかけられるかというと、おそらくそれは無理なのだと思います。 日々愛情をかけ、状態を見ながら丁寧に作られた氷だからこそ、製品にする時にもそれだけの手間をかける価値がでてくる。 
 かき氷のフワフワ感は味ではないのだけど、口に入れた時の驚きと感動が普通のかき氷とはまったく違います。 それこそが山本さんの求めていたものだとおっしゃっていました。

 味、という点で直接関係してくるのはシロップです。 
 かき氷のシロップと言えば瓶に入っているあの赤や緑のシロップが思い浮びます。 けれど珈茶話さんほか天然氷のかき氷を提供するお店のほとんどは果物などを使った手作りシロップを使っています。

 珈茶話オーナーの柏木さんは山本さんから「かき氷を売って」と頼まれた時、「今さら!?」と思ったそうですが、そこにつ使うシロップに自家製の物を使うことに寄り大きな付加価値が生まれると思われたそうです。 
 その原点は子供の頃「身体によいから」と飲まされた生姜シロップだったとか。

 このシロップ、本当においしいんです。 これがただの液体シロップだったらおそらく「また食べに行こう!」とは思わないでしょう。 「イチゴがおいしかった。 こんどは珍しいトマトを食べてみようか? 手作りの練乳ってなに!?」と次に来るのが楽しみになります。


 なんだかんだ書いたのですが、やっぱり天然氷のかき氷はおいしい。 っていうか、珈茶話さんのかき氷はおいしいっ!w(他のお店、まだそんなに行ってないんですけどね。w)

 日光の今後について山本さんが「埋もれている文化や魅力を掘り起こすことが大事。 今自分たちが生きているのは先代が残してくれた物のおかげ。 私たちが今の子供たちに将来何が残せるか、を考えないと。」とおっしゃっていました。

 かき氷がおいしいから、という理由で珈茶話さんに行くことはもちろんなのですけど、かき氷を通して色々なことに触れることができる。 実はそれも魅力のひとつだったりします。
 かき氷を食べて私は氷池を見たくなった、氷の上に乗ってみた、切られた氷を竿で突っついてみた。w そこにいる人たちとお話しすることができた。
 ちびマスターに「今食べているのLaylaさんが運んだ氷かもしれませんよ。」と言われうれしかった。

 今年私は行けませんでしたが、氷池の切り出しの日は色んな人が集ってきます。 老若男女問わず、報酬があるわけでもないのに。 それはまるで一昔前の寄りあいみたいな雰囲気を感じさせます。 
 インターネットで人に会うことなく美味しいものを買ったり食べたりすることができるようになった半面、こういう所に集りたくなってしまうのって、何なんでしょうね。w

 そんなことを考えていると、山本さんのおっしゃる「先代が残してくれたもの」は何かの事柄だけでなく、こんな人間関係だったりもするのかも、と思ったりします。

 そんな気持ちのつながりみたいなものがないと、これからの仕事って長続きしないのではないかな、と思ったりしました。 
 
 そんな事を考えなくてもこの天然氷のかき氷はとてもおいしいです。 
 けど、このかき氷、あの池であんな風に作られていること、もっといろんな人に知ってほしいなと私でさえ思います。