去る24日。「寺田克也ココ10年展」に行ってきたのです。
京都の国際マンガミュージアム。
トークショーとサイン会があったので、それに合わせて行ってきたわけですが、やはり大いに衝撃を受けて帰って参りました。
いまだに立ち直れず、もがき苦しんでおります。
寺田さんの絵は、サイズにしたがって迫ってる来るものが乗算で大きくなります。
林立する襖に大きな絵が張り巡らされた、その展示は、まるで壮大な映画を観ているような、もしくは、深い森の中に佇んでいるような、そんな臨場感で、そこにいると、自然と涙が出るようでした。
もう、とんでもない画力と個性に圧倒され、ひれ伏してしまうような気持ちにもなり、いっそ死んでしまいたいくらいの至福に包まれ、それは暴力にも近かったかもしれません。
「ガソリン生活」の原画展示コーナーでは、線の快楽という、これまた別次元の世界が広がり、やっぱり、寺田克也の良さは線にあり!と思ってみたり。
いつも、展覧会はわりとあっさり見る方なのですが、これは何時間でもいられると思いました。
でもね。
そんなすごい絵を描く人がね、絵の上手さや個性は描くことの積み重ねでしかない、と、言い切るわけですよ。
才能というのは、あるとすれば、好きってことだけだ、と。
それは、まぁ、今までのインタビューとかでも、さんざん読んでたりしてるんですけどね。改めて、本人が目の前で言うのを聴いて、ガツンと響いてきまして...心を鷲掴みにされて呼吸困難になりかけました。
ある意味、救いようのない答えというか、突き放すような回答なんですが、実際、それしかないんです。
「稽古は強かれ。常識はなかれ。」(常識というのは、思い込み、先入観、慢心、みたいなそうゆう、怠惰な思考回路のこと。)
これは、世阿弥の花伝書の言葉ですが、寺田さんの話を聞いていて、芸というのはそうゆうことなんだよなぁ~、と。
好きなら、描け。
そうゆうことです。
仕事とかあって、時間ないけどね。
ないけど、日々描いていく。
描いて描いて描いていく。
好きなら、そうするしかないわけです。
いままで、やめられなかったしな、絵を描くことは。
上手くなるのは楽しいし、ほめられれば嬉しいし、誰かのために描いた絵が喜んでもらえると、最高に幸せな気分になるし。
心の底から「やりたい!」と、思えることの最たるものは描くことなんですよね。
それが仕事になるならないは別の話で、とにかく描いていきたい。
特に、お能の絵を描きたいのです。
サイン会では「ラクガキの神様」を描いてもらったので、精進したいと思います。
京都の国際マンガミュージアム。
トークショーとサイン会があったので、それに合わせて行ってきたわけですが、やはり大いに衝撃を受けて帰って参りました。
いまだに立ち直れず、もがき苦しんでおります。
寺田さんの絵は、サイズにしたがって迫ってる来るものが乗算で大きくなります。
林立する襖に大きな絵が張り巡らされた、その展示は、まるで壮大な映画を観ているような、もしくは、深い森の中に佇んでいるような、そんな臨場感で、そこにいると、自然と涙が出るようでした。
もう、とんでもない画力と個性に圧倒され、ひれ伏してしまうような気持ちにもなり、いっそ死んでしまいたいくらいの至福に包まれ、それは暴力にも近かったかもしれません。
「ガソリン生活」の原画展示コーナーでは、線の快楽という、これまた別次元の世界が広がり、やっぱり、寺田克也の良さは線にあり!と思ってみたり。
いつも、展覧会はわりとあっさり見る方なのですが、これは何時間でもいられると思いました。
でもね。
そんなすごい絵を描く人がね、絵の上手さや個性は描くことの積み重ねでしかない、と、言い切るわけですよ。
才能というのは、あるとすれば、好きってことだけだ、と。
それは、まぁ、今までのインタビューとかでも、さんざん読んでたりしてるんですけどね。改めて、本人が目の前で言うのを聴いて、ガツンと響いてきまして...心を鷲掴みにされて呼吸困難になりかけました。
ある意味、救いようのない答えというか、突き放すような回答なんですが、実際、それしかないんです。
「稽古は強かれ。常識はなかれ。」(常識というのは、思い込み、先入観、慢心、みたいなそうゆう、怠惰な思考回路のこと。)
これは、世阿弥の花伝書の言葉ですが、寺田さんの話を聞いていて、芸というのはそうゆうことなんだよなぁ~、と。
好きなら、描け。
そうゆうことです。
仕事とかあって、時間ないけどね。
ないけど、日々描いていく。
描いて描いて描いていく。
好きなら、そうするしかないわけです。
いままで、やめられなかったしな、絵を描くことは。
上手くなるのは楽しいし、ほめられれば嬉しいし、誰かのために描いた絵が喜んでもらえると、最高に幸せな気分になるし。
心の底から「やりたい!」と、思えることの最たるものは描くことなんですよね。
それが仕事になるならないは別の話で、とにかく描いていきたい。
特に、お能の絵を描きたいのです。
サイン会では「ラクガキの神様」を描いてもらったので、精進したいと思います。